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【募集開始!西表島JUNGLE Gathering 202410-11: テーマ「野生のサイバネティクス」 / 年内ラストギャザリング!】

皆さま、お待たせいたしました。今年最後のジャングルギャザリングの募集開始です。日本最果ての地に、これまでに合計88名(延べ132名)が集い、合計宿泊数は500泊を超え、その滞在も徐々に洗練されてきましたが、今回はさらに「野生のサイバネティクス」をテーマにここまでの経験からの学習を反映したよりディープな滞在へと進化させます。とくに参加者の自主性に委ねる滞在の希望が増えてきたため、今回から、「ワーク内容は自分で決めるスタイル」もとりいれます。

なおジャングルギャザリングの基本案内はこちら。

10月24日〜11月5日

日程は上記です。この中で3泊以上で滞在。5泊以上が理想(理由は基本案内に)。
(先日、10月23日〜11月7日でいったん出していましたが、参加者の希望を聞きつつ時期を絞っています)。

スタッフに原島大輔さんジョイン

スタッフに、いつものアキラさんと七沢以外に、今回から技術哲学者のユク・ホイの著作の翻訳などを手掛け、またネオサイバネティクスを専門とする哲学研究者でもある原島大輔さんがジョイン。毎夜、哲学的ディスカッションを展開してもらいます。大テーマは「野生のサイバネティクス」。

他にスペキュラティブデザインの長谷川愛さんらも適宜スタッフ参加予定。

(ちなみに、原島さんはこれまでのギャザリングの最多日数滞在者)

基本ワーク以外に海洋プラごみリサイクル実証実験など

米以外自給するサバイバル的滞在。基本ワーク(薪割り、火起こし、焚き火料理、ドラム缶風呂沸かし、身体の使い方ワーク、シュノーケル、魚突き→魚さばく、イノシシ罠かけ(レクチャー)、イノシシ解体、投網、ロープワークなどなど)以外に今回は以下を行います。

  • ビーチクリーン→海洋プラごみリサイクル(10月26日)*竹富町とリマーレと行う実証実験

  • ジャングルファーム整備(適時)

  • 哲学的ディスカッション(適時)

  • 塩作り(適時)

  • 食材の保存方法の開発(燻製、塩漬け)(適時)

  • 投網→ミジュンのアンチョビ(適時)

  • 夜中に潮が引いた浜でエビをとるイザリ(11/1-5の大潮の間)

  • プリミティブツール(ジャングルウェア、ギア、ツールなど)についての検討 (適時)
    など

これいがいに「やりたいことをやる」スタイルを取り入れますので申込みフォームの該当箇所にやりたいことを自由にお書きください。

「ワーク内容は自分で決めるスタイル」

基本ワークは上記ですが、ジャングルクラブメンバーによる振り返りミーティングの中で、「ワークをせずに一日ボーっとする日もほしい」(Kさん)「放置プレイされたい」(Dさん)「火起こしなどのワークも教えてもらうのではなく、試行錯誤からやりたい」(Nさん)「ブリコラージュ的に道具を生み出しサバイバルをしていくのはどうか」(わたし)などの意見がでてきたことから、とくに2回目以降の参加者は、そもそも滞在スケジュールを自分で考えることからはじまるスタイルにします。

申込みフォームに、およその滞在希望内容を書いておいていただき、おって七沢と相談して滞在内容を決めましょう。「自分でフィールドを探索して自ら生きる術を学ぶ」これこそ「野生のサイバネティクス」の実践であり、ギャザリングの真骨頂です。

なお、テクノロジーを用いた新たなサバイバル的滞在のあり方の探求もウェルカムです。テクノロジーの使用は「禁止」ではなく慎重な吟味があればOKです。(ここはとくにケビン・ケリーの『テクニウム』で描かれるアーミッシュのテクノロジーとの付き合い方を参考にしています。このテーマについてはまたどこかで詳しく。)

料金 一泊11,000円諸々込み

基本案内より

申込み こちらのフォームに

参加する前から始まっている

ジャングルギャザリングは始まる前から始まっているし、終わった後も続きます。ギャザリングは単なる体験には収まらない、日々の生活にインパクトを与え変容を起こすことがひとつの目的です。それは、わたしたちがたとえ都市にいたとしても、大地を感じ、この地球の自然環境とともに生きる、そうした生き方の実践のためなのです。

じっさい、メンバーの多くは日々の生活のあり方や感覚が変わっていっていることを実感しています。もちろんわたしも。それこそがジャングルの処方がもたらすものです。




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