見出し画像

【JUNGLE Gathering基本案内:参加方法等/ Iriomote JUNGLE CLUB】

QA方式で基本情報を案内いたします。


Q. いつ開催? 
A. 年3回(3,6,10月)開催

  • 毎年3月(3月中旬〜4月初旬)、6月(6月中旬〜7月初旬)、10月(10月中旬〜11月初旬)

  • オーガナイザーらは、毎回2〜3週間滞在します。

  • 梅雨、台風シーズン、天候の悪い冬の季節を避けるとこの3回がベストタイミング

Q. どのような滞在なのですか?
A. 「現代人にジャングルを処方する」をテーマに、西表島奥地でサバイバル的滞在を行います。

  • 滞在の様子はインスタグラムからご覧ください。
    https://www.instagram.com/iriomote_jungle_club/

  • 「ジャングル仮グラシ」と呼んでいます。

  • 薪割り、火起こし、焚き火料理にロープワークなどの基本的なサバイバルワークから、狩猟(魚突きの実践やイノシシ猟の同行)、獲物の解体、野草採集、ジャングルファームの手入れ、さらにはサバイバルのためのボディーワークやメディテーションなども行います(サバイバルの達人が手ほどきします!)。

  • また、哲学者や研究者、アーティストの参加も多く、現地で西表の環境問題についてや「自然とはなにか?」「生命とは?」「テクノロジーと人間のあるべき関係性は?」といった哲学的なテーマについてディスカッションも行っています。技術哲学を研究するオーガナイザーの七沢がJUNGLE Gatheringについて取り上げたWIRED連載はこちら。


Q. インフラはあるのですか?
A. 山の水をサイフォン式で引いているのみでインフラはありません。電波もほとんど入りません。

  • ソーラーとカーバッテリーで参加者のスマホやPC、ヘッドライトやランタンなどの最低限の電源をまかないます。

  • 電波ありませんが、Starlinkを使うことができます(後述)

  • 水はMSR社の浄水器でろ過して飲みます。

Q. トイレやお風呂はどうなりますか?
A. トイレは汲み取り式のトイレ(清潔です!)と、ドラム缶風呂があります。

  • シャワーは(山の)水しか出ませんが、ドラム缶風呂のお湯を使ってシャンプーなどできます。

  • シャンプー、ボディーソープ、リンスは環境に配慮したこのシリーズを使っています。

  • ドライヤーはありません。

Q. どれくらい滞在すればよい?また参加期間は自由?
A. 最低3泊以上で、5泊以上がおすすめです。参加は開催期間中であればいつでも可能です。

  • ジャングルでのサバイバル的滞在(ジャングル仮暮らし)に慣れ、「このままこの仲間とこのプリミティブな暮らしをずっと続けることができるかもしれない」と感じられてくると、滞在の成果が出てきたことになります。そのためには5泊以上がおすすめです。

  • 1週間以上滞在するひともたくさんいます。

  • 開催期間や毎回のテーマはその都度、WebサイトやSNSで発信しています。

Q. 問い合わせや申込はどうすればよいですか?
A. 以下のいずれかに連絡してください。
メール:nswtmk@gmail.com (七沢智樹)
Messenger:「七沢智樹」まで
電話:09030570914(七沢智樹)

  • 気軽にお問い合わせください。問い合わせ時点で参加日程などが決まっている必要はありません。

  • 申込は事前の打ち合わせなどがあるので早いほうがよいですが、申込期限はとくにありません。ご予定にお応じて、直前に決めていただいても構いません。また、キャンセル料の設定もとくにありません。

  • 参加までのプロセスは、問い合わせ→日程確定→事前の参加者のためのオンラインミーティング→参加、となります。

  • オリジナル企画や社員研修などの相談も受け付けています。

Q. 開催情報を受け取るにはどうしたら良いですか?
A. メールで受け取る場合は、こちらの
フォームにメールアドレスを登録してください。このnoteの他に以下のSNSでも配信しています。

https://www.instagram.com/iriomote_jungle_club/

https://www.facebook.com/tomoki.nanasawa.7

  • 2024年10月の内容はnoteで配信しています。第一弾案内はこちら。開催期間は現時点で10月23日〜11月7日の予定になっています。

Q. 西表島のどこですか?
A. 場所は参加者にお知らせしていますが、集落から離れた奥地にあるとあるキャンプ場を貸し切って行います。

  • 約20年前に、放浪者が海辺で無法キャンプするのを食い止めるために作られたという経緯をもつ道の果てにあるキャンプ場です。

  • キャンプ場のオーナーである島で生まれ育ったオジイの協力のもと運営しています。

Q. どうやって行くのですか?
A. 移動手段は「石垣空港→(バス30分)→石垣港→(フェリー約45分)→大原港」。事前にスケジュールを合わせて港に迎えに行きます。

  • 東京(成田)、名古屋、大阪(関空)、福岡から飛ぶピーチを早めに予約すると往復2万前後で飛べます。JAL、ANAも飛んでいます(東京の場合、羽田発着)。

  • フェリーの最終は16時台。予約など不要。往復約4,000円

  • 待ち時間がある場合、港近くの「八重山博物館」がオススメ。

Q. 料金は?
A. 一泊1万1千円(NFTメンバーは一泊1万円)。参加後にお支払いください。現金、銀行振込、PayPayに対応。キャンセル料はありません。ジャングルツアーに行く場合は、別途ガイド料が必要です。

  • ジャングルクラブは非営利組織であり、メンバーからのドネーションにも支えられています。

  • ジャングルツアーはこちらの島のベテランガイド(ジャングルクラブメンバー)のツアーに参加します。(ガイド料などサイトからご確認ください)https://www.instagram.com/natures_delight_iriomote/

Q. 参加条件は? 
A. 健康な成人。事前に必要なスキルはありません。ただし以下。

  • NFTメンバーシップ制をとっていますが、初回のギャザリングはメンバーでなくても参加可能です。二回目からや企画を投げ込む場合はメンバーである必要があります。

  • 小学生以下の参加は毎年3月に行うファミリー向けのギャザリングで可能です。

  • 現時点でイノシシや魚以外に十分なタンパク源を確保できていないため、ビーガンの方の参加は難しいかもしれません。

  • 長期のキャンプ滞在は難しいが、どうしても参加したいという方はメンバーが運営する宿を利用することも可能です。

  • キャンプやシュノーケルが初めての方も参加しています。

Q. 持ち物は?
A. とくに必要なのは海で活動するためのシュノーケルやレギンス、ラッシュガード、海靴、サンダル。また、季節に応じたおすすめの服装があります(参加者に案内しています)。ほかは通常の宿泊と同じです。

  • テントやヘッドライト、ランタン、コット(キャンプ用ベット)、マット、皿、コップ、箸など滞在に必要なツールやギアなどの備品は、NFT収入やギャザリングの収益から賄った資金により購入してあり使用可能です。

  • その他、サバイバル的滞在に必須となる、銛や斧、釣り道具、ナタ、ノコ、ダッチオーブンなどの調理器具、ソーラーパネルやバッテリーなどの備品あり。JUNGLE CLUBの備品一覧(現在準備中)

  • ただし、ヘッドライトやモバイルバッテリーの持参はおすすめしています。また、ツールの管理も重要なサバイバルスキルです。

Q. 電波は入りますか?
A. ベースキャンプ内ではソフトバンクは圏外で、ほかのキャリアは一本立つかどうか。歩いて近くの浜辺に出るとつながります。また、Starlinkを使うこともできます。

  • 滞在中は、プリミティブな生活に没入するために、デジタルデバイスと距離を置くことが望ましいです。

  • ただ、長期滞在となると仕事をする必要もでてきたり、またジャングルではむしろクリエイティブに仕事ができたりします。そこで、2024年3月からStarlinkも導入し、使用可能になりました。

  • 但し、Starlinkが設置可能な場所(北側が開けている場所)がテントなどがある所から数百メートル離れているのと、ソーラーパネルで電源を賄っているため、常時接続は不可能です。時間帯を決めて作業しましょう。

  • Starlinkは十分な通信速度がでます。

Q. 食事はどうするのですか?
A. 米以外の食材は基本的に自給し、皆で焚き火で料理します。

  • とれる食材は季節にもよりますが、タンパク源は主にイノシシ、魚、エビ、野菜(ジャングルファーム)は、パパイヤ、ニラ、シークワーサー、野草は、センダングサ、きくらげ、野生のインゲンマメ、オオタニワタリなど。

  • 料理は、刺し身やフライ、汁物、酢の物など、季節によって変わります。
    これまで調達した食材(準備中)

Q. 魚やイノシシ、野草を採集することは問題ないのですか?
A. 法規のみならず、島人が共有する暗黙のルールを守り活動しています。

  • 漁業権が設定された魚介類の採取や禁止された漁具の使用は避けます。

  • イノシシは島の猟師の猟に同行するなどしてえたものを捌きます。

  • 野草も採集可能な場所に限定しています。

  • また島人が漁場とすることが少ないフィールドで活動しています。


Q. 保険はどうなっていますか?
A. 現時点では一律で保険には入ることはしておらず、基本的に全て自己責任での滞在です。個々人で保険に入ることは可能で、相談いただければ紹介いたします。

Q. どのような方が参加していますか?
A. クリエイターやデザイナー、アーティスト、研究者や企業経営者、大学院生の参加が多くなっています。

Q. どのように運営されているのですか?
A. ジャングルクラブは、オーガナイザーの七沢を中心に、ジャングルクラブメンバーによって運営される非営利の組織です。基本的な運営方針に関しては定期的なオンラインミーティングを通して決定します。会計情報などの運営に関する情報はメンバーに公開されています。


Q. ギャザリングの目的は?
A. ジャングルの処方をキャッチコピーにしていますが、開催の目的は、まず、現代社会やテクノロジーから一旦離れて、人類の原初的な暮らしに挑戦し、それは環境さえあれば可能だと理解することで、「現代の人類社会が向かうべき方向を再考する機会」としていただくためです。また、そうしたサバイバル的滞在が可能な西表島の環境は特別なものであり、その魅力を腑に落としていただくことで、この島の「原生自然と文化の持続可能性」を実現せねばと活動する仲間となっていただきたいと考えていす。

  • 具体的な貢献活動として、例えば、竹富町(西表島は竹富町の島)の予算で海洋プラごみのリサイクル事業の実証実験を令和6年度から行っています。現状、ビーチクリーンによって集められた八重山地方の海洋ごみはすべて石垣島に運ばれ埋め立てられています。全く持続可能ではないこの状況を変えるべくメンバーの間瀬さんが経営するリマーレと共同で事業を行っています。

Q. JUNGLE CLUBのMembership-NFTとは?
A. ギャザリングの参加条件ではありません。二回目以降の参加や、JUNGLE CLUBを運営するメンバーになるために必要なメンバーシップです。

  • NFTの申込みは、OpenSea以外にも(アドレスを持っていない方のために)現金や振込でも対応します。

  • 金額は日本円で3万円(ETH購入の場合約3万円になるように定期的にリスティングする金額を変更しています。)

  • 現在51名(2024.7)

  • NFT画像は島を代表する写真家によって撮影された島の貴重な動植物の写真をもとにしています。

  • Open Seaのコレクションは以下。

不明点はこの記事にコメントいただくか、七沢まで連絡ください。

更新日 
2024.7.26
2024.8.14
2024.8.20 トイレとお風呂について追加


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?