【Thinking through JUNGLE online #001 (JUNGLE Gathering 202406 説明会)】開催報告
昨晩、6月のジャングル(6/20-7/1)に向けて、メンバーと「なぜ、いまジャングルなのか?」を「サイボーグの再野生化」などをテーマに語りました。動画をここにアップしておきます(限定公開動画です)
昨晩は、登壇した、七沢、原島大輔さん、奥田さん、それぞれのジャングルでの気付きや滞在の意義について、それぞれの研究テーマに即して語りましたが、十分に語れたのではないかと思います。(愛さんは諸事情により不参加、次回にまた)
また、こちらの最近ぞれぞれ携わった翻訳書のテーマと「なぜ、ジャングル」の答えがつながっています。
『技術哲学講義』マーク・クーケルバーク(七沢)
https://www.maruzen-publishing.co.jp/item/b304836.html
『再帰性と偶然性』ユク・ホイ(原島)
http://www.seidosha.co.jp/book/index.php?id=3646
『多言世界に向けたデザイン』エスコバル(奥田)
https://bnn.co.jp/products/9784802512527
七沢は、現象学的還元とポスト現象学の関係をひもときながら、都市という巣は、身体の拡張で、わたしたちはますますわたしたちの巣の中に引きこもって、その外へでることが難しくなっている。それは端的にディストピアに向かうもので、そこから飛び出して、生々しい自然の中でもう一度、プリミティブなツールで生きるための身体性(primitive cyborg)をとりもどすことで、これからのテクノロジーのあるべきデザインが見えるのではないか、というはなしをしまた(ざっくりいうと)。
原島さんは、これからの時代において、これまでの近代的な機械論的な意識ではなく、プラネタリーな意識のもとでの生がもとめられ、それが、ジャングルで、生命、ハイパーオブジェクト、そして、慈愛への気付きをえることで、自ずと実践されるようになるのではないかという話を、
そして、奥田さんは、翻訳に携わった『多言世界に向けたデザイン』をひもときながら、エスコバルの存在論的デザインの実践のための気付きの場としてのジャングルの意義などを語ってくれましたが、それぞれ、現代においてキーとなるテーマばかりだったと思います。
こうしたテーマについてジャングルで、火を囲んで語り合うことになります。
6月ギャザリングの資料
https://docs.google.com/.../1-AgvZHjfgSVprFQLDLJPhOJ.../edit
参加希望の方、七沢に連絡下さい。メールは、nswtmk@gmail.com
SNSは以下のどちらか。
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