統計検定(2級,CBT方式)
2020年6月に統計検定2級を取得する必要があったので、受験して取得しました!
①プロフィール
社会人3年目で公務員(保健師)
大学では数学や統計についての授業はほぼ無く、標準偏差って??分散って??からスタート。
センター試験で数ⅠA9割、数ⅡBで8割くらい。数Ⅲは高校の授業でさらっと取り組みましたが、真剣に取り組んだことなし。高校受験には真剣に取り組んだので、確率問題はある程度解ける状況。
②受験の経緯
大学院入試の筆記試験がなくなってしまい、統計の素養があることをアピールできる何某が必要だったため、急遽取得。
③勉強時間
会社の通勤の合間や土日にまとめて勉強していました。計60時間程度、2.5週間程度かかりました。
④勉強方法
上から下に取り組むと良いかと思います。
・統計WEBを流し解く。その後分からなかったり、自信がなかったり、解けなかった問題に関しては解答暗記をし、計算式の構造等を理解し、別日に再チェック。
・統計検定公式参考書をさらっと読み、問題に取り組む。問題に取り組んだうえで、解けない問題に関しては戻って再度本文を読み、問題に取り組む。それでも解けない場合は、Yahoo知恵袋等の過去質問をたどり、解説を見つけ、計算式を確認して、構造等を理解しながら確認し、必要事項は覚える。
・統計検定過去問に取り組む。取り組み方としては問題を解いて、解けない箇所や不明箇所についてはチェックをつけて解説を確認。途中計算式等を追って分からなければ上に挙げた公式参考書で類題を参照したり、Yahoo知恵袋等の過去質問をたどり、計算式を確認して、構造等理解しながら確認し、必要事項は覚える。
⑤検定試験について
まず統計検定と統計検定CBT方式は傾向が違います。これが非常にポイントとなるので覚えておいてください。つまり、統計検定の過去問はCBT方式の過去問ではなく、統計検定の過去問でいかに高得点でもCBT方式で合格点がとれるわけではありません。
それに気づかず初回を受けた私は惨敗、ぼろぼろの成績でした。2回目も数点足らず落ちました。3回目で受かりました。
私自身、短期間にゴールを置かないとモチベーションが継続しないタイプなのと、切羽詰まっていたこともあり短期間に何度も受けることにしましたが、ご自分がどういう傾向かとどういう状況かによって検定試験を受けるペース等考えていかれれば良いかと思います。
なお私は公式参考書はいらないという記事を鵜呑みにして2回目受験まで使用しなかったのですが、もっと早く買っておけばよかった…と後悔したので本当に購入することをお薦めします。あの本の範囲外からはCBT方式であっても出ないので。
ちなみに試験を受けた状況や感想を以下記載します。
オデッセイ有楽町で受けましたが土日の予約がやや取りにくいので早めにおさえておいた方が良いです。また色んな検定試験を受けることのできる会場なので、周りの解いている音等気になる方は耳栓持っていっても良いかもしれません。(受けた当時は使用可能でした。私は使いませんでした。)なお、落ちると1週間は受験できません。落ちたときも得点率レポートがもらえまして、次試験を受ける際の参考にはなるかと思います。計算機は持ち込みで、関数電卓はNGです。ちなみに私は電気屋で800円くらいで買ったCASIOの電卓を持ち込みましたが特に問題なかったです。試験会場では計算用紙を2枚と100円くらいで売ってるボールペン、先程挙げた電卓を使用して問題を解きます。計算用紙は2枚あれば足りるかと思いますが、足りなくなったら最初にもらった2枚の計算用紙と引き換えに新しい紙をもらうことができます。ただ、新しい紙に取り替えてしまうと今まで解いてきた問題の途中計算式が分からなくなってしまい、見直しが困難になるのであまりおすすめはしません。試験時間はCBT方式だとパソコンに表示されるので時間管理はしやすかったです。