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『オンエア!』5周年おめでとうございます!

本当におめでとうございます。

5周年ってすごいですね!
シナリオを書いていた時期から考えると、個人的には6年以上のおつきあいです。そんなに時がたった? ほんと? びっくりです。

この作品にかかわってくださった、また、私をかかわらせてくださったすべての方々に感謝です。

ドラマCDのシナリオを書く人になりたくて、新卒で入った会社もそういうところを選んだのですが、希望したのと似て非なる部署に配属されたため、微妙に夢は叶いませんでした。

そんな夢も、この作品で叶えていただきました。
あきらめずに生きていると、チャンスのほうから来てくれることがあるんだなと知りました。めちゃくちゃ私的な話ですみません。

キャラクターデザインもまだ存在せず、キャストさんも決まっておらず、簡単な設定資料だけをいただき、これはどんな作品になるんだろうと思いをはせたころが懐かしいです。

舞台のモデルとなった場所をお聞きし、その土地の雰囲気を知りたくて実際に見に行きもしました。

偶然にも従姉が声優をしておりましたので、「台本を『本』って呼ぶ?」など、調べてもなかなかたどりつけないことを質問したりもしました(従姉の感覚ではそう呼ぶのは舞台出身者さんに多いそうです。サンキュ~~~)。

声優さんの自叙伝なども読みあさりました。
余談ですが、私は昔から声優の関智一さんのことが結婚したいほど好きでして(怖)、彼の自叙伝はとくに楽しく拝読しました。新多くん役の榎木淳弥さんのお名前もちらっと出てきますのでご興味のある方はぜひ。

などなど、どんどん記憶がよみがえってきてきりがありません。

私にとって、『オンエア!』の思い出は”夏”です。
サービスインも結果的に夏でしたし、はじめてcolyさんと出会い、Hot-Blood(当時はまだ『ルビー』と呼んでいました)のプロットを作っていたのも夏だったように思います。

ソーシャルゲームを遊んだことがなかった私は、イベントストーリーというものの立ち位置がわかりませんでした。
さぐりさぐり書いていた中、プロットに「ラップをする」とあったので、Hey Yo!系のBGMが少し流れてフェードアウトする感じかな……と考え、冒頭の掛け声を台詞に入れたはいいものの、これだけ書いてあってもみなさん困っちゃうよな……と思い、「こんなイメージです」と歌詞を一緒に提出したら、数か月後に「デモができました!」とそのままラップになって声も入った楽曲データが送られてきたときは、やべえ会社さんとお取引をはじめてしまったとおののいたものでした。

そんな思い出深いイベストも夏が舞台です。

これからも、望まれるかぎり永く『オンエア!』が生き続けますように。

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