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スタジオリニューアルを進める中で

内装業者さんとの打合せだん。


資金調達に難儀している旨を大変恐縮しながら伝えたところ、期間が延びた分で細かいところを詰めることができるし相見積もりとれる業者も増えるので、イイもの作っていきましょう!と大変に前向きな返事を頂く。

向こうも仕事なのでそういっとくのが無難なところだけど、逆の立場だったら私も同じことを言うと思う。自分で背負っていたものがふっと軽くなる気持ちになり、また一つ前向きになることができた。

この人たちに仕事をお願いしたいから、自分も頑張ろう、と。

前回融資落ちたぜ話をしたところ、いろんな人がめいめいに励ましの声をかけてくれたり、代案を提案してくれたり。こういう時のほどよい距離感と温度感に、友人のありがたさを感じてます。

具体的に実益に直結することでなくても、直接の言葉じゃなくても、いてくれることが嬉しいんですよね。

わたしはあんまり自分のやっていることの舞台裏を人に言わないできていたんですが、それはいいところだけ見せたいとか愚痴をこぼすのが嫌だというのとはまた違って。

極端な話、自分を見てもらうことにあまり興味がありませんでした。目立つことで人に足を引っ張られることが多かったので、人に見られていると好き勝手できない、というふうにどこかで思ってたんですね。

そこそこ紆余曲折あって、まあまあな打たれ強さとしなやかさを手に入れたので、人前で心中を吐露することも、うまくいかないことを現在進行形でシェアしていくこともできるようになって、その変化は今回のリニューアルプロジェクトの思わぬ副産物だったなあ、と。

こういう何でもないテキストをネットの海に放逐していくことが一体何になるんだろう、と思う部分はあるけれど、気持ちの赴くままにキーボードを叩く行為そのものが、気持ちを余所行きに整形してテキストにしてきた自分には大変新鮮で愉快なのです。

止まることも、休むことも、進むことに等しい一つのアクションでしかないから、自分のメンテをしつつ、周囲へ気を配りつつ、今だから沸く感情の一つ一つと向き合っていこうと思っております。


そんなこんなで、明日は銀行にリトライ。
わいわいっ

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