お嬢様に会いたくて
基本インドア派なのですが、美術館・博物館めぐりは遠出や旅行の目的になるぐらい私の好きなことの1つです。今回はどうしても会いたかったお嬢様に会いに行ってきました。
私がずっと会ってみたかったお嬢様のお名前は「イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢」。そう、ルノワールの作品です。
こちらのお嬢様に会うために九州国立博物館を訪ねました。公共交通機関で行くには若干めんどうさがある場所だったりします。しかも梅雨も明けた本格的な夏空の日のお出かけ。雨の日の外出よりもましかもしれませんが暑いものは暑い。私は暑さにとてもとても弱いのですが、それでも会いに行きたいと思わせるこのお嬢様の吸引力は恐ろしいものがあります。
わかっていたことではありますが、平日訪ねたにもかかわらずお嬢様の周りにはたくさんの人がいました。写真撮影可ということもあって人の流れも止まりがち。
ようやく会うことのできたお嬢様はやはりとても美しい方でした。8歳だとは思えない気品とすっと背を伸ばした大人びた姿にただただ見入ってしまいました。
その姿を持ち帰りたいと写真も撮らせていただきましたが、その魅力をすべて写し撮ることはできませんでした。当然といえば当然ですが。
他にも「泉」など思わぬ作品と出会うことができたのがうれしかったし楽しかったです。
どちらかといえば現代美術の展覧会に行くことが多いのですが、時にはこういうクラシックな展覧会に行くのも良いですね。
今回訪ねた展覧会の詳細はこちらです。
※九州国立博物館での会期は終了しています。