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[MTG]モダンが一番楽しい理由

Magic The Gathering 通称MTGと呼ばれるカードゲームにはフォーマットと呼ばれるいくつかのルールが存在します。
分かりやすく言うと発売されてから年数でカードプールを分けて、フォーマットを分けています。
(正確には年数ではなく、エキスパンションの数など他の要因で決まります。)
■代表的なフォーマット
・スタンダード (直近2年程度のカードのみ使用可能)
・パイオニア (201X年以降に発売されたカードのみ使用可能)
・モダン (200X年以降に発売されたカードのみ使用可能)
・レガシー (すべての期間のカードを使用可能※禁止カード多め)
・ヴィンテージ (すべての期間のカードを使用可能※禁止カード少なめ)

それぞれが魅力的なフォーマットですが、個人的に一番好きなフォーマットはモダンです。モダンは2003年7月に発売された、第8版以降の基本セット、2003年10月に発売されたミラディン以降のエキスパンション のカードが使用可能なフォーマットです。
(禁止カードが存在するため幾つか使用できないカードはありますが)

モダンが好きな理由幾つかあるのですが、
1点目は禁止カードを除けば第8版、ミラディン以降に発売されたカードは使用可能であり、一度手に入れたカードはずっと使い続けることができます。そのため、エターナルフォーマットとも呼ばれています。
スタンダードのようローテーションで使用でき無くなるカードはありません。ローテーションが頻繁にあると折角手に入れたカードにも賞味期限があるようで収集欲は下がってしまいますよね。

2点目としてモダンではカードの枠が変更されたタイミングのカード(新枠)から使用可能なため、デッキ内のカードの見た目を統一することが可能です。
モダンより幅広いカードプールのレガシーやヴィンテージは旧枠でしか存在しない強力なカードを使用することが多く、それらを避けてデッキを構築する場合はデッキの種類が制限されるため、強いデッキを組む場合は見た目の統一感を保つのが難しいです。
カードの絵柄(枠)はゲーム性には影響ないポイントですが、収集する上では大事な点だと思っています。

<新枠の神の怒り>

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<旧枠の神の怒り>

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3点目は、土地カードの上位互換が存在しないことです。
MTGにおいて土地はもっとも重要なカードタイプだと考えているのですが、モダンの多色土地、特に2色土地についてはどれも一長一短であり、いわゆる上位互換と呼ばれるものが無いと思っています。
ゲームの土台となる土地カードに優劣が存在する場合、まず上位互換の土地を持っていない場合はゲームの土俵に立てないし、もっともな理由が無い限り上位互換のカードしか入れる必要がなくなり多様性が失われると思っています。
基本的に2色土地の場合は何かしらの制約(ライフを払わ無いとタップで出る、他に基本土地をコントロールしていないとタップで出るなど)があるのですが、モダンよりカードプールの広いフォーマットではデュアルランドという何の制約もなく出したターンから2色出せる土地が存在するため、それ以外の2色土地を採用する理由が殆どなくなります。
モダンフォーマットで使用可能な2色土地はどれも何かしらのデメリットがついており無条件でアンタップで場に出せるカードは存在しません。
そのためモダンでは土地を選ぶ際に何を優先するのか考える必要が出てきます。
ライフは気にし無いからショックランド入れよう、早いターンのアクションが大事だからファストランドにしよう、マナ拘束が強いカードが多いからフィルターランドを使おうといった感じで土地選びに多様性をもたらしています。

<最強の2色土地:デュアルランド>

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<下位互換:ショックランド>

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長くなりましたが、モダンが楽しい理由は以下だと思います。
・揃えたカードが一生使用できる
・カードの絵柄が揃ったデッキ構築が可能
・多色土地のバリエーションがある

それぞれのフォーマットにはそれぞれの面白さがあるのですがモダンが一番楽しいフォーマットだと思います。

2021年6月18日にモダンホライゾン2が発売されるためモダンがより一層盛り上がることを期待しています。

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