なんでもありでも、ほんの一瞬くらいは美しい
ノースショアに近いカフェでチャイラテを飲みながら
久しぶりのブログ、なんだか最近は書く気分になれないくらい慌ただしくて、今はそんな時間の流れとは真逆のハワイにいる。日本との時差が19時間もあって、地球って丸いんだって改めて思う。大好きな親友が今住んでいて、いつも行くカフェに行き、彼女の授業が終わるのを、海の見えるベンチでぼーっとしながら待ったり。風の音を聞いて、海の匂いを感じて砂浜で眠りに落ちたり。きっと私はみんなの知らないハワイを感じている。だから、これもきっと旅行じゃなくて「旅」なんだと思う。
旅中では毎回色々なことが頭を巡る。仕事のことに、デザインのこと、将来の夢から不安。親友や、好きな人のこと。この時間が自分の気持を少しずつ整理してくれるから、私の人生は「旅」なしではやってられない。
穏やかな気持ちに巻き込まれながら、暖かい風と眩しい日差しを浴びて、少しずつ、少しずつ、考えては眠りについて。今回の旅はハワイに優しく包まれてる。
好きなことをしたい、私の人生だから
そう我儘に思って生きているわたしでも無意識のうちに「本当はこれをやりたいけど、きっと今のわたしには難しい」って自分が勝手にストップをかけていることがあって、そんな気持ちが旅をすると浮き彫りになる。旅をすると自分の気持ちに素直になれる。
今のままじゃダメだって、少し焦って、悲しくなって、悔しくなる。でもそれと同じくらい「今気づけて良かった」って毎回思う。まだ21歳だから私、「何にだってなれるし、何にだって変われる」そう自分に言い聞かせて、今の何倍も生きることを楽しむことがきっとわたしの場合頑張ることに繋がる。
それでね、いっぱい好きな人達に出逢いに行くの、ラオスで出会った韓国人やタイの無人島で出会ったイタリア人、ハワイに行ってしまった親友にも、会いたいと思って会いに行けば全身でぎゅーってハグすることのできる今に生まれたから、出逢えた人を大切に大切にするの。みんなが私にハッピーをくれるから。私の人生がどんどん豊かになることを感じるから。
見たら幸せになれる、なんて言われているけど
ハワイに来て2日目、夕日の沈み切る瞬間に一瞬だけ太陽の光が黄緑色に輝く、滅多に見ることのできない「グリーンフラッシュ」という現象をホノルルのビーチでみた。ハワイって私にとってもパワーを感じるところで、人が集まる理由がなんとなくわかった。
最近思うのは、生きるから哀しみも寂しさも色々なことがあるけど、ほっぺたが落ちてしまいそうになるくらいニヤニヤする嬉しいことも、生きてたら一瞬くらいはあるし「なんでもありでも、ほんの一瞬くらいは美しい」のが人生だと思う。まだ21だけどね、私は今ハワイのカフェでそう思う。
(2017年3月24日記事転載)
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