家人がコロナワクチンを打った話
突然ですが、家人がコロナのワクチンを打ちました。
ただ打っただけなら先行で打ててよかったね^^で終わったのですが、どうも周囲から聞いた情報とは違う様子だったので、ここに記述します。
スペック
まず、受けた家人のスペックを紹介します。
・男性(30代前半)
・身長約180cm
・痩せ型
・福祉施設勤務
・注射が嫌い
・ストレスによる偏頭痛と鼻炎持ち
・ウイルス性風邪は滅多に引かないが、過労による疲労風邪が月に1〜2度ある
・発熱は滅多にない(1年に0〜1度程度)
・朝食は取らない、平日昼食は少なめ、夕飯は平日休日共に取る
・アレルギー類は食事、動物、植物共に恐らくない
・肉を食べない(一部ソーセージとひき肉はギリギリOK)
・結構な偏食
・運動は1日2〜30分程度の有酸素運動(家でサッカーしてる)
・睡眠は平日5〜6時間程度、休日は9〜10時間程寝溜めする
・基本インドア派
仕事のストレスによる頭痛以外は全くもって健康体です。
しかも高身長で良スタイルという誰もが羨む体型の持ち主。
食事が疎かで偏っている点を除くと至って悪いところは見られないと思います。
早速ですが、ワクチンを打った日の様子をレポートしていきます。
ワクチン接種(1回目)当日
症状を軽くするには接種前後にポカリ飲むといいんだとよ、とペットボトルを掴ませ送り出した朝。
何でもポカリは点滴とほぼ同じ成分が含まれていると大●製薬勤めの父から聞きました。そりゃ何でも効くわな。
帰宅時は2本目のポカリをスーツのポケットに忍び込ませていました。エライエライ。
「なんか腕が痛い」とは言ってましたが特に動かせない等不便なところはなさそう。患部が赤くなったり蕁麻疹が出たりは特になく、少し大きくなった?程度。
ただ注射が嫌いな人種なので、採血の後並にはぐったりしていた様子。
外野の私から見ると「意外と高いところに打つんだな」という印象でした。
てっきり判子注射くらいの高さなのかな〜と思ってたのですが、それよりも指3本くらい上の方、ほぼ肩の頂点くらいですかね。
確かにライブTやタンクトップ、ポルナレフのコスプレをしないと打つのは無理そうな、そんな位置でした。
ワクチン接種(1回目)翌日の午前
彼の1日は「腕が上がらない」から始まりました。
前日に慣れない運動して筋肉痛にでもなったんか?レベルの痛みがあったそうです。
当然肩は上がらない。肩から肘にかけてが上に上がらず、側から見ると左だけ四十肩の人でした。
この日は在宅勤務にしていた家人。私も家人が偏頭痛持ちなので症状が心配という気持ちと、「ワクチンを打ったら人はどうなってしまうんだろう」という好奇心でこの日は休み兼在宅に切り替えてました。
これが、症状を悪化させる要因となるとは
誰も想像してなかったのである。
ワクチン接種(1回目)翌日の午後
異変は昼頃から始まりました。
家人が頭痛を訴え始めたのです。
更に「なんか熱が上がってる気がする」と言いながら熱を測ってみたら、
なんど37.6度。
朝測った時は36度台だったのになぜ!?二人とも大混乱です。
その後熱は上がり続け、最高38.5度にまで到達。当然勤務は早退し、療養に徹させます。
君、本当にワクチン接種して1回目?2回目じゃない?SNS各位やニュース等で聞いていた情報とは大違いです。
退勤前に家人は会社と縁がある医者に連絡し、副作用の際の対処法を聞いてくれました。
なんでもご自身の体で研究した結果、カロナールを服用するのが一番良かったのだとか。
どういうこと…?自分を、実験体に…?随分アクティブな医者です。
その情報を手に私はドラッグストアへ走りました。ついでに冷えピタとお粥とこの日発売したポケモンカードも手に取ります。
とはいえカロナールは市販で売っている薬ではないため、一番配合が近い「タイレノールA」が良いのではないかと判断。タイレノールAはお腹に何か入ってなくても傷つけない優しさでできている薬なので、家人の口を開けさせ無理やり突っ込みます。
冷えピタは18時間程持続するものを買いましたが、1時間ほどで紙切れが出来上がりました。すさまじい発熱力です。マイクラだったら喜んでいる。
因みに「バファリン」や「ロキソニン」でも代用が可能だとか。種類が多いことで有名な「イヴ」は、緊急時には良いかもしれないが推薦度は低いそうです。
かくして発熱が現れてから8時間程、夕飯の時間には薬の効果が現れ始めたのか、頭痛と発熱は嵐のように去って行きました。
我が家のどたばた☆副作用Dayも閉幕です。
私は仕事と看病に挟まれ、大変疲れました(この4日後に私も無事寝込みます)。
ワクチン接種(1回目)翌々日
さて、どたばたな1日を過ごした翌日ですが、家人には念の為購入したタイレノールAを服用させます。
頭痛も発熱もなくこのまま日常を取り戻すんだーーーそう思ったのもつかの間、なんと薬が切れた頃合いなのか夕方頃にまた頭痛が再来。
家人、ベッドへリターン。
私、看病へリターン。
ワクチンの副作用は1日では済まされなかったようです。
ここまでくると気持ちは一つ。
可哀想………………。
原因は何だったのか
今でもニュースやSNSの情報を見る限り、「あの家人の2日間は夢だったのではないか」と思うくらいひどい症状だと感じます。
その後アクティブなお医者さんに症状のフィードバックついでになぜこんなに症状がひどかったのかについて話したそうです。
「個人差」と言ってしまったら終わりな気がしますが、やはり考えられるのは「仕事をしたこと」ではないかと。
今日は楽だからいいと思っていても結局仕事は頭を使う行為。仕事中は一時も心身は休まることがなく悪化の道を辿ったのではないかと。
結果、大人しくしていれば起こらなかったかもしれない体調不良が顕著に現れたのかもしれません。
あとは家人が大変に頭痛関連に弱いこと、注射がとにかく嫌いでそれがストレスにも感じていたこと、痩せ型だったこと等、色々と原因は考えられるかと思います。
私を含む多くの方はワクチンを打つまでにまだ日数を要すると思います。
メディアで飛び交う情報は一握りのことしかなく、また発信側も何千分の一しかないと言われています。
このレポートを通じ、同じ副作用の人がいたという安心感、これからワクチン接種に臨む人の参考になれば幸いです。
何にせよ用心に越したことはありません。副作用が出ないことが一番です。
今日は家人の2回目の接種日です。
私はまた明日、仕事と看病に挟まれます。
それではまた、どこかでお会いしましょう。