家人が2回目のコロナワクチンを打った話

お久しぶりです。
こちらの記事を投稿してからかれこれ3週間ほど経ちました。

2回目のワクチンを打ってから2週間後に完全な抗体ができると医師からのせつめいだったので、これにて家人は完全なるコロナウイルスの抗体を得たわけです。
ワクチンを2回接種してワクワクチンチンになった家人は、フルチンになったわけですね。フルチンになったわけですが家でも外でも服を着ながら生活しておりますので安心してください。

というわけで、ひどい副作用が出た彼ですが、2回目の接種後、副作用はどうなるのか。
「案外1回目がひどかった人は2回目大丈夫なんじゃない?」「2回目はもっとひどいというから気絶するレベルかも」
様々な意見が私の中で飛び交いますが、果たして結果は。
この日筆者は前回同様テレワークを設けていたので、全貌をお伝えしようと思います。

あらかじめ話しておきますが、今回は前回よりも長くなります。
この時点で副作用の有無はお察しください。

スペック

まずは前回同様家人を紹介します。

・男性(30代前半)
・身長約180cm
・痩せ型
・福祉施設勤務
・注射が嫌い
・ストレスによる偏頭痛と鼻炎持ち
・ウイルス性風邪は滅多に引かないが、過労による疲労風邪が月に1〜2度ある
・発熱は滅多にない(1年に0〜1度程度)
・朝食は取らない、平日昼食は少なめ、夕飯は平日休日共に取る
・アレルギー類は食事、動物、植物共に恐らくない
・肉を食べない(一部ソーセージとひき肉はギリギリOK)
・結構な偏食
・運動は1日2〜30分程度の有酸素運動(家でサッカーしてる)
・睡眠は平日5〜6時間程度、休日は9〜10時間程寝溜めする
・基本インドア派

前回から変わったことは特にありません。
医者から言われていた「BMI値を上げる」ことに関しては急激に上げることはできなかったものの、そこそこ改善できたのではないかと思っています。
ただやはり皮と骨みたいな体つきは変わらず。若干の不安がありますが、送り出します。

ワクチン接種(2回目)当日

当日の体調不良に備えて大量にポカリを購入。次の日は大事な仕事があり、定時までは家から離れられないことを察して食材や治療用品などを買いだめ。
「明日台風くるんだっけ?」というレベルの買い込みを行なっていざ翌日に備えます。

家人本人はというと前回同様当日の痛みは特になし。「注射をされた」という行為に対するショックは大きく、心に傷を負って帰宅してきます。
それ以外は目立った不良はなし。その日は安静に過ごします。

ワクチン接種(2回目)翌日の早朝

本人曰く、5時ごろに頭痛で目が覚めたといいます。最悪の目覚めです。
2度寝しようと試みますが、あまりの痛さにタエラレーズ、前回購入したタイレノールを服用します。
私が目覚めた6時ごろにはその残骸が残っていたので、そっと起こして熱を測ります。
まだ36度台を保っている状態。頭痛は続いているとのことだったので、冷えピタを貼ってあげます。ちなみに左腕は前回同様全く上がらず。早すぎる四十肩、再来です。
私はいそいそといつもの朝のルーティンを済ませ、仕事につきます。

ワクチン接種(2回目)翌日の午前

仕事中は1時間ごとに検温を行います。
すやすや寝ているところすまんと言いながら脇に体温計を指す作業。まさに職人技。
タイレノールを服用してから4時間ほどは解熱の作用が効いていたようなのですが、それからはぷつんと事切れたのか、10時ごろからだんだん熱が上がり始めます。
頭痛は服用しても治らず。本当に頭痛薬を飲んだのか…?というスピードで冷えピタがなくなります。
ここで冷えピタの在庫に不安を抱く筆者。冷えピタの在庫はあと10余り。

ワクチン接種(2回目)翌日の午後

とにかく食べないと力もつかないし治るものも治らんと、暖かいうどんを食べさせます。
ご飯を食べて若干元気になった家人。朝同様タイレノールを服用させてせっせとベッドへ移らせます。
そこからはまた午前と同じく1時間に1回ほどの様子見と検温、冷えピタの交換を仕事の合間で行っていきます。
が、最初の様子見の時点で異変が。

熱が下がっていない。

薬を服用して1時間ほど、水分も飲ませてそろそろ薬が効いてくる頃だろうというタイミングの検温で体温計が高熱を知らせる音を発します。
魅惑の38度台突入です。
頭痛もどんどんとひどくなり、状態としては「頭痛が痛く激痛が走る」といった所。とにかく頭痛がひどすぎて意識が朦朧としてきます。
都度検温をしますが熱は38度と37度をいったりきたり。正常な体温に戻ることはありません。
完全に薬が効かなくなりました。これはもう打つ手がない。

更に朝からずっと寝っぱなしだったせいで全然眠りにつけない家人。眠りにつけないということはこの高熱と頭痛を意識がある状態で耐え忍ばなければいけないということです。かなり辛い状態。

なんとか意識を他に移すため「劇場版名探偵コナン緋色の弾丸を見る前に見る特番」を劇場版を見た後に見始めます。見る前に見てくれ。
私はその特番をBGMに仕事を行いますが、ラスト30分くらいは一緒に見てたような気がします。仕事をしろ。

ワクチン接種(2回目)翌日の夜

この状態では夕飯は食べられそうにないと思いつつ、何か食べないと薬を服用できないなと思い、お粥を考案。
しかしこれまで辛抱飯で耐え忍んできた家人は「安西先生…!!普通のご飯が食いたいです………」というものなので、普通のご飯を作ってあげました。
しかし案の定というか、半分以上食べることができず。食べられるだけ食べて薬を服用し、とぼとぼベッドへ帰って行きます。

この翌日は午前中に仕事を入れていた家人。この状態だと明日は無理だろうと思いつつ仕事の支度をして就寝。
さて明日はどうなることやら。

ワクチン接種(2回目)翌々日とその後

前日が実は長い悪夢を見ていたのではないか?と思えるくらい熱が下がりました。
頭痛は残るものの、「頭痛が痛くて激痛が走る」から「頭痛」くらいまで治ったとのこと。なんとか一安心です。
午後は帰ってくるを合言葉に仕事へ向かう家人(まあこの後普通に夜まで仕事してるのですが…)最悪の不良は免れたようで良かったです。

またこの日、医者に勧められた「タイレノール」ではなく、いつも偏頭痛時に服用している「イブクイック」を持参。なんとこれが功を奏したのか、多少残るものの1日頭痛に悩まされることはなかったそうです。
「なんだ最初からこっち飲めばよかったじゃん」といえばそれまでだったものの、未知数のワクチンに対して飲み慣れた薬で対応ができるものかは分からず、結局医者の言うことを鵜呑みにすることしか判断ができないのです。

ちなみに翌日に起きていた早すぎる四十肩再来に関してですが、これは痛みが取れるまで1週間ほどかかったとのこと。
副作用が完全になくなり、接種前の状態になるには1週間ほどかかった計算になります。

結論

一言で言えば「1回目が酷いと2回目はもっと酷い」です。
更に教訓として「薬は飲み慣れたものを用意する」があげられます。これに関しては諸説あると思いますが、今回家人の様子をう陰っているとまず頭痛を治すことを念頭に持っていかないと、頭痛から発熱を起こしている可能性もあり、治るべきものが治っていないという印象でした。
医者が勧める「タイレノール」を筆頭に対応しつつ、普段イブやバファリン、ロキソニンで頭痛を治している方はそちらの服用も視野に入れることが大事かと思います。

先週住居先に市が運営するコロナワクチン接種の案内が届きました。
筆者は早くて9月に接種できる運びとなりますが、こちらに関してもレポを書き綴るつもりです。
今回は「偏頭痛持ち」「注射が嫌い」の2点からレポートを書いて行きましたが、筆者の場合「喘息持ち」「アレルギーを複数持っている」の2点に着目、さらには接種会場の雰囲気などもふまえてレポートできればと思っています。
長くなりましたがここまで読んでくださりありがとうございました。
またどこかでお会いしましょう。

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