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チェリー・ブラッサム【詩とか歌謡曲とか】

#遊び詩
#80年代歌謡曲

私のまわりにモノが増えるたび 私はそこに入る
とてもたくさんの モノに囲まれて 私はカラッポ

心血注ぎ込んで
(ヤバそうそれ。実際ダメな時はダメになる。)
自分などなくなってもいい

若さにはありがちな
それも愛

自分を全て注ぎ込んでも
残る自分があったなら もう
それは以前の自分でもない

目覚め(笑)とか。
結局、アレだよ。

愛しか勝たん。

「チェリー・ブラッサム」

作詞 三浦徳子  作曲 財津和夫  歌 松田聖子
80年代昭和歌謡。三浦さんは曲先で作詞が多いのかな。「みずいろの雨」など。耳に残る言の葉。なにか受信する感じがする。

「い」抜き言葉が、幼さと若さと可塑性を感じさせる昭和の一曲。

当時、歌謡曲がレコードとして量販される過程で、技術上3分程度という制約があった。
制約があるがゆえ、凝縮された歌詞の本音は二番三番に表れることも多い。そしてそれは一番二番を聞いた後だからこそ感じられる。詩作と本歌取りを自作自演しているようでもある。サビではパンチラインが繰り返される。それは祈りのよう。

何もかもめざめてく 新しい私
走り出した 船のあと  白い波 踊ってる

あなたとの約束が 叶うのは明日
胸に抱いた愛の花  受け止めてくれるでしょう

つばめが飛ぶ 青い空は 未来の夢 キャンバスね
自由な線 自由な色 描いていく 二人で

何もかもめざめてく 新しい私
走り出した愛は ただ あなたへと続いてる

夕陽はいま 夜のために 水平線 沈むのよ
私はいま 愛のために 激しい風 吹かれて

何もかも めざめてく 新しい私
走り出した船は ただ あなたへと続いてる

春はなんどき 木の芽時
そわそわさわさわ ざわざわざわ
三月ウサギに ねこもくるぅ

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