【猫でもわかる 投資用語】
今回は、ちょこちょこ出てくる専門用語
難しいのが多いですよねー。
だからなるべく噛み砕いて解説します。
⚠この記事はちょこちょこ更新する予定です。
【インカムゲインとキャピタルゲイン】
どちらも収益だよ。
『インカムゲイン』は株の配当金とか
不動産の家賃収入などなどで…
[継続的に受け取れる収益]
ざっくり勝手に入ってくるお金だね。
株だと配当金でまんま不労所得だよ(笑)
『キャピタルゲイン』は
例えば保有していた株を買ったときより高くなってから売って得る売却差益のことで
要は『値上がり益』だね。
コッチは売った時に初めて発生するタイプ
【EPS】
『1株当たりの純利益』
「1株当たり利益」を表した数値で。
株価をEPSで割ると株価収益率(PER)を求められるよ。これは、株価が収益の何倍まで買われているかを示す指標で、業界平均や過去の水準と比較して割高・割安を判断します。
計算式は
1株当たり利益(EPS)=純利益÷発行済み株式数
【BPS】
『1株当たり純資産』
1株当たりの純資産額を表した金額で、株価が純資産の何倍まで買われているかを示す指標だよ。
株価をBPSで割ると、株価純資産倍率(PBR)を求められるよ。
PBRが1を割り込むことは、株価が企業の解散価値を下回る水準になっていると読むこともできますし、不良在庫などの悪材料を市場が危惧しているともみれるよ。
計算式は
1株当たり純資産(BPS)=純資産÷発行済み株式数
【配当性向】
会社が株主に対してどの程度の利益を還元しているかを示す指標。
EPSをもとに計算することができます。
配当性向(%) = 1株当たりの配当 ÷ EPS × 100
【ROEとROA】
『ROE=自己資本利益率』
『ROA=総資産利益率』
どちらも収益性をみるモノサシで…
違いは『株主から集まったお金』ダケを見て考えてるか、『銀行とかから借りた借金等の負債も含めて』見てるかの違い。
モノサシの基準になる資本の範囲の違いだよ
ROEは株主から投下された自己資本を基準に
【どれだけ増やす力があるか?】
ROAは総資本(総資産、負債も含め)基準に
【どれだけ増やす力があるか?】
を表してるよ。
どちらも…モノサシの基準が違うだけで…
『お金を増やす力指数』だよ。
覚え方としては
『どれだけ金になる事業をやってるか』
でもいいし
『経営上手値』と見てもいい
全く同じモノを売ってるとしたら
ROEやROAの数値が高ければ、企業が資金を効率的に使ってお金を増やせてる経営上手。
反対に数値が低ければ資金をうまく使いこなせずにいる経営下手クソって事だね。
この指標は、PERやPBRと違って株価によって変動するようなことは無いよ
計算式としては
『ROE』=税引き後の利益(当期純利益)÷株主資本(×100%)
『ROA』=利益÷総資産(総資本)×100
【PERとPBR】
PER=(株価収益率)
PBR=(株価純資産倍率)
どちらも『今の株価の割高感』を測る指標
違いとしては何に着目して算出してるかダケ
PER
企業の収益・利益に着目して株価を考えて
今の価格が妥当かどうかを見れるよ。
会社の利益と株価の関係から割安性、割高感を測ることができるモノサシ
一般的に、PERが低ければ低いほど、会社が稼ぐ利益に対して株価が割安に見られてる
し高ければ稼げてないけど今後に過剰に期待されてる。
PBR
いまの株価が1株当たり純資産(BPS)の何倍かを表した指標で、
一般的に企業の純資産から見た
株価の割高・割安を測る事ができるモノサシ
【IR又はIR情報】
ほんとは企業が株主や投資家向けに経営状態や財務状況、業績の実績・今後の見通しなどを広報するための活動を指すもので
ホームページとかでIR情報開示してるところが増えてるけど…
IR情報はいわば企業の健康診断書だね
・利益はあげられてるか?
・ちゃんと右肩上がりになってるか?
・配当性向はどれ位?
等など情報盛り沢山です
【FOMC】
簡単に言えば米国版の日銀の偉い人会議。
ここで金融政策決めたりしてる。
歴史的にもこの会議での発言、発表など、たった一言の言い回しが市場に大きな影響を与えてきたよ。
会議の内容が想定外だったりすると市場が混乱して株価大暴落したりするから要注目
【FRB】
FRB 『連邦準備制度理事会』
米国の中央銀行の最高に偉い理事達。
米国経済の最高意思決定機関だよ。ここが開催する会議がFOMCです。
ホントは『地方連銀』って呼ばれるのも同じくFRBって呼ぶんだけど
理事会って意味で一般的には使われるよ
【IMF】
国際通貨基金は世界の為替の安定を目的に作られた国際連合の専門機関の一つ。
【調整局面】
過去52週間の最高値から10%下落したこと
【QEとQT】
『QE』(量的緩和の開始)
『QT』(量的緩和の終了)
↓詳しい記事はこちら↓
【PPIとCPI】
生産者物価指数(PPI)
消費者物価指数(CPI)
インフレ率を測る指標です。
↓PPIとCPIの詳しい記事はこちら↓
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