兄弟(姉妹)喧嘩はどうやって対応するべきなのか調べてみたら知らないことがたくさんあったよ
こんにちは、ほんたんです。
𝕏で募集した子育ての悩みについて、「兄弟喧嘩のメリット、デメリットはあるのか?」という質問をいただきましたので、この内容について真剣に調べてみました。
質問の答えとしては「兄弟喧嘩そのものにはメリットやデメリットはない。しかし、喧嘩が終わった後の親の対応によって不満が出ることがある」ということになります。
詳しく説明していきますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
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兄弟姉妹についての基本的なスタンスは「上の子を優先する」こと
【覚えておきたいこと】
二人目の子が生まれたその日から、「上の子優先」で育ててあげてください。
意外ですかね?
その理由はかなり合理的ですし、上の子を優先して育てると自立することが早くなり、一緒に面倒を見る側に回ってくれるんですよ。「上の子にがまんさせる」のは絶対に悪手です。育児の効率が確実に悪くなります。
だれに習ったり、言われて、「下の子優先」にしているんですか?
そもそも、兄弟姉妹がいるということはとても良いことです。
子どもにとっても、親にとってもこの上なく楽しいことのはずです。
しかし、実際には複数の子どもがいることで悩んでいるお母さんは多いそうです。
「上の子がちっともお兄ちゃん、お姉ちゃんらしくしてくれない」
「上の子の赤ちゃん返りがひどい」
「下の子に乱暴して困る」
このような悩みが多いそうです。みなさんもそうでしょうか?
さらに言うと、園や学校で、「友だちに乱暴する」「ひっこみじあんで、親のそばから離れられない」などの悩みを抱えている子どもの多くは、下に妹か弟のいる、いちばん上の子というケースが多いんです。
これは上の子がまだまだ親に甘えたい年ごろなのに、お兄ちゃんお姉ちゃんらしくなりなさいと言われてしまい、欲求不満になってしまうことが原因です。
上の子はなりたくてお兄ちゃん、お姉ちゃんになったわけではないんです。
もっとたくさん親に甘えたいでしょうし、構ってほしいんです。まず、その気持ちに気付いてあげてほしいと思います。
「下の子が生まれてきてくれてよかった」と思わせる場面をたくさんつくる
下の子が生まれたことで、上の子が乱暴になったり、赤ちゃん返りするのは当然のことです。下の子に親を取られたと思ってしまうでしょう。
「下の子をかわいがりなさい」
「お兄ちゃん、お姉ちゃんらしくしなさい」
と、今度は自分の愛情まで下の子に与えろと強要されてしまうわけです。これではとても納得できませんし、「上の子らしい行動」なんてとりたくなくなってしまいます。
そうなってしまう前に、ぜひ「上の子優先」で育ててください。
なんでも上の子からやってあげよう、という気持ちで育てるんです。
下の子はまだ生まれたばかりですから、やきもちなどやきません。
お風呂に入るのも、遊んであげるのも、食事も、全部上の子優先でやってあげる。
たとえばこんな事例が載っていました。
赤ちゃんがワーッと泣きだしてしまったら、こんな感じで対応してみてください。
▶︎こちらを参考にしました。
また、下の子が大きくなっている場合は、上の子をこのように特別扱いしてみてはいかがでしょうか?
▶︎こちらを参考にしました
https://a.co/4fKfiHo
これぐらいの気持ちをもって、上の子に接してあげれば、「上の子らしい行動」をとってくれるようになるはずです。
兄弟喧嘩はスポーツと同じ
兄弟喧嘩は強いものが勝つし、弱いものが負ける。何度でもやりたがるものです。まさにスポーツと同じです。
ですから、親が必死になってケンカをやめされる必要もないですし、仲裁したり、裁判官のように「あなたが悪い!」などと決める必要もありません。
普通の兄弟喧嘩であれば、親がすべきことは「試合終了を宣言する」だけです。たとえば、どちらかが泣いたらゴングを鳴らして終了を宣言してあげるのはどうでしょうか。泣くというのは「負けた」のサインなので、これ以上深追いする必要もありませんよね。
「あなたたちお疲れさま。それではおやつにしようか」と気持ちを切り替える工夫をしてあげてください。
このとき注意しないといけないのは、上の子だけを叱ってはいけないということです。普通、強い方つまり上の子を叱ることが多いはずです。これはよくありません。「下の子ばかりかわいがられている」と思う要因になるからです。
ラグビーの「ノーサイド」と同じように、試合が終わったら敵も味方もないということです。ケンカは勝手に収まりますし、勝手に始まるんですから。
おわりに
いかがでしたか?
ここまでの話を簡単にまとめてみます。
兄弟姉妹がいる場合、「上の子を優先」すると上の子らしく育つ
下の子を優先しがちだが、それをすると逆効果
兄弟喧嘩はスポーツと同じで「ノーサイド」を意識する
以上となります。ぜひ子どもの気持ちに寄り添って子育てをしていきたいですよね。ぼくは毎日児童心理学についてまとめたり、実際の体験談をnoteに書いたりしています。ぜひフォローして見逃さないようにしてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。それではまた!