厳しい「偏差値教育」のなかで、子どもをがんばらせるために親ができることは何か
こんにちは、ほんたんです。
今日も子育てのお悩みについての質問にお答えしていきます。今日はテストをがんばらせたい親には必見の内容となっています。
まだまだ質問を受け付けていますので、ぜひ大きい悩みから小さい悩みまで教えていただけると助かります。こちらのポスト、またはDMで受け付けていますのでぜひ!
親が子どもの成績ばかり気にしてしまうとどうなってしまうか
親が子どもの学校の成績ばかり気にして、成績がよかったときだけほめる、成績が悪かったら叱る、ということを続けているとどうなるか。
それは、子どもも親と同じように、「自分の価値」「お友だちの価値」を学校の成績だけで見るようになってしまいます。そして優越感、劣等感を強く感じながら生きていくことになる。
成績のいい友達に嫉妬したり敵意を感じたり、自分の点数が悪かったときには自分には価値がないように感じ、逆に成績がよかったときにはお友だちを見下すようになります。
テストの成績や偏差値は高いほうがいいかもしれませんが、勉強の成績は人間の価値のほんの一面にすぎません。
家庭では成績以外の「大事なもの」を教えてあげないといけない
人にとってもっとほかに大事なのものはたくさんあるんだよ、ということを教えられるのは家庭です。
この部分では、親は周りに流されずにしっかりと子どもと向き合わないといけません。
児童心理学の著書の一部を引用します。
子どものいいところは勉強以外にもたくさんあるはずです。それを見つけられるのは家庭だけです。
お手伝いができること
明るくていつも家族を笑わせてくれること
独創的な絵を描けること
これらだって十分に価値があることです。それを親が認めてあげてください。小さなことでも認めてもらって自信を付けることができれば、テストがいくらできなくてもへっちゃらです。
奥底に親から認めてもらえている自信があれば、やるときはやりますよ。
親としてできることは、「学校で見つけてくれないこの子の良さは、私が見つけるのだ!」と覚悟を持って取り組むことです。そうすれば子どもは個性を思いっきり発揮できるようになります。
おわりに
いかがでしたか?
伸びる子どもは、親に長所を見つけてもらって、伸ばすことができた人です。勉強の得意・不得意はかけっこが速い・遅いくらいに考えていたほうがいいでしょう。
かけっこが遅くたって、マラソンが得意かもしれません。運動が苦手だって、美術センスは抜群かもしれません。
親は自分の子どもと真剣に向き合って、得意なことをひとつでも多く見つけてあげてほしいと思います。
それが自信となり、苦手なことにも真面目に取り組めるようになるはずですよ。
最後までお読みいただきありがとうございました。それではまた!