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いい事あるよっ!ぎょっぴ〜ん

は!?

って思った方。あってます。

いきなりですが、このワードが頭の中をぐるぐるして眠れなくなったので、その経緯をちょっと書いておきます。

それでは、いきなり問題です。ポテトチップスの略称『ポテチ』を日本中に広めたアニメ作品はなんでしょう?

答え

きんぎょ注意報!』

そこに出てくるピンクの手のり金魚がいるんですけど…(手に乗ってる時点で金魚ではなくない?水中から出て平気な時点でギョ類ではなくない?そもそも生体系どうなってんだ!?きんぎょの形した別の生き物。)

もちろんそんなツッコミ出来るはずもない子供の私は、このアニメが始まった当初ピンク色の手のり金魚がほしくてほしくて、親にねだり倒しおもちゃ屋さんで買ってもらったおもちゃ!

手に乗せると手の温度(タッチセンサー)で

いい事あるよ!ぎょっぴ〜ん

と永遠に言うという、色んな意味ですごいおもちゃ‼️

当初嬉しすぎて飛び跳ねて喜んでいた私は、永遠にこのフレーズを言わせ続け『うるさい‼️』ってみんなから怒られまくり、中の電池は速攻でなくなる結果になる事は予想するまでも無い…

しかし、その翌週『きんぎょ注意報!』は閉店ガラガラ。最終回を迎えました。そのアニメが大好きだった私は怒り、翌週に始まる新しいアニメなんて絶対見ない‼️とキレていた。

しかし次の週、妹が見てる横で始まったのが、あの大ヒット作品『セーラームーン』‼️

1話の途中くらいでもう釘付け!(ガッツリみてる)終わった頃にはきんぎょ注意報の事はすっかり忘れ、セーラームーンに寝返っていた。

言うまでもなく、あのピンクの手のり金魚の電池は決して交換してもらえる事はなかった。

時代は流れ、去年くらいから山田玲司のヤングサンデーのYouTube 番組見まくってるんですが、アニメ、漫画大好きなので…、

私の中で、最近出たこの動画が神回

幼児化する日本のコンテンツについて語ってる動画。めちゃくちゃ面白かったのでオススメなんですが、

ここで語られてる、精神幼児化、日本人子供化について、私もかなり前からメイク等でも感じていたんですよ!!その気持ちと重なって、

そーゆーことぉ?⁉️

ってなってたわけなんですが、きんぎょ注意報の話に戻すと、このアニメどうやら1991年〜始まっていて正にバブル崩壊期。浮かれまくってた日本が音を立てて崩れて落ちていっている時代。やばい現実を見ようとせず、ディスコのお立ち台で踊り狂い、ちびまる子ちゃんの中でも踊るポンポコリンをみんな歌っていましたよ!

その時代報道され、手のり金魚が言っていた言葉こそ

いい事あるよ!ぎょっぴ〜ん

……

ゾゾゾ通り越して、ギョギョギョ‼️

何も考えず私も、そんなコンテンツの中で踊らせれ、洗脳され、手のひらで暗示をかけるオモチャのツールまで買っていたなんて…。

そんな感じで、『いいことあるよぎょっぴ〜ん!』ホラー祭りが頭の中で繰り広げられていたと言う経緯でした。

最後まで読んでくれてありがとうございました。


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Nana
嬉しいです。自分の為の自己満で始めたものでしたが、誰かに届いてたなんて感無量。