見出し画像

自己満足webサイトを作った感想

私の大学は5日間も学園祭をやるほど学園祭に力を入れている。今年は新型コロナの影響でオンライン化が決まり、最後の学園祭(今年卒業なので)で民族衣装のファッションショーをやりたいと思っていたので挫折した。

そんな矢先、私は大学の友達が自分たちの大学を詰め込んだWEBサイトを作ろうと思ってるという話を聞いた。私は二つ返事で参加したいと答え、早速企画に取り掛かった。

テーマは#DEEPな世界を愛したい だ。これは実は私が選択肢の中から選んだ。私の隠れ22歳の自分のテーマが「愛」だからである。私の民族衣装への愛を詰め込んだサイトを作成した。

ギャルって最高。裏表なくって自分に素直で自分の信念曲げてまでよく見せようとしないの。ギャルって自分の信念をもってメイクするし、自分が好きなファッションを貫いてると思うんだよね。自己犠牲とか○○のために!とかが美徳みたいな風潮あるけど、自分が好きなことじゃないと続かないよなって思ってる。だから私は自分が愛することだけをやっていきたいし、何事にも愛を持っていたい。

Twitterとかで一緒にやりたい人を募集しても声かかってこなくてさ。(まあ私の人望じゃそんなもんだ)民族衣装に愛がある人、私の好きな民族衣装を持っている人にこっちからアプローチをした。

モデルの方々はみんないい人だったし、一人一人が素敵だった。森での撮影ではふわふわのシフォンワンピースに枝豆みたいなくっつき虫がついて8階の講義室にくっつき虫を捨てた。

WEBサイト構築に興味があった私は友人にコーディングを教えてもらいながら簡単なHTMLを勉強した。これがまあ自分が打ったようにサイトが反映されてかなり楽しかった。

公開前日、友人と二人でパソコンに向き合っていた。完成したサイトを一足先に見た私はその夜ドキドキしてあまり眠れなかった。

サイトを公開してから、「私も実は参加したかった~次回参加させてね」「民族衣装、着ようと思った」とたくさんの人からメッセージが来た。共感してくれる人が増えてすごくすごく、うれしかった。やっぱり行動で「素敵なもの」を示すと人を動かせるんだと知った。その反面、実績がないものに「参加したい」って声をあげるのって難しいんだなって思った。0→1を作るのに仲間集めって本当にたいへんだと思った。

ネットが普及する前よりも格段に自分の好きなモノを表現できるメディアってあふれていると思う。Youtubeとかインスタとかそれこそnoteとか、たくさんの手段があると思っている。だけど、内なる自分の双眼鏡でしか見えない本当に大好きで大事なものを表現できる人ってごくわずかだよなって思った。ネットが普及して簡単に情報が手に入る分、昔よりも「好きなモノ」に対する人々の熱が減ったようにも思える。なんかそれってさみしい。

世の中の人が全員、自分だけの好きを見つけられてそれを発信できる世の中になったらいいなって思う。誰でも自由に個展ができたり、好きなモノつくったり、踊ったり。。。将来はそんな場所を作りたいな。

今回のサイトを作ってみて誰よりも自分が何度も繰り返し見てしまう。そのくらい素敵なサイトができた。きっかけをくれた友人には感謝してもしきれないし、友人のようなきっかけを与えられる人が増えたら素敵だと思った。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?