私は私の仕事をサイコーと思ってるよ

私は最後の一品店。の店主だ。
全国で再生産予定のないプロダクトを集めて、編集して、付加価値をつけて届ける。そんな仕事をしている。
だから、私の中では店主というより「最後の一品プロデューサー」という方がしっくりくる。(心の中では肩書きネガタP笑)

もしかしたら、長い間倉庫で眠らされてしまったり、廃棄されたりするかもしれないモノが、人間の創意工夫や魅せ方によって誰かの価値や幸せにつながっていると思うと、本当に意味のある仕事をしているなぁと感じている。
手前味噌ながら、サイコーな店だと思っている笑

そんなお店のコンセプトに共感して、無理難題に応えて伴走してくれる「仲間」も大好きだ。
お店のスタッフや、発信を手伝ってくれる上司、復刻商品企画をしてくれる生産のチームはもちろん、他の店の店長や社内外問わず、お客様も含めて
「最後の一品店。」に共感してくれる「仲間」がたくさんいてくれて、本当に幸せだ。

だからこそ、この店を続けたい。残したい。
仲間には「自分の店、サイコー」と思って欲しい。
「人がいない」を理由にこの店の未来を諦めたくない。
「人がいない」からお客様一人ひとりにフェアなサービスが届けられない店にしたくない。
最高の状態で「最後の一品」を届けたい。

売り上げ規模は他のお店よりも小さいかもしれない、だけどそれ以上の価値がある店だと信じてる。
「スタッフが来てくれない」ということは、即ち経営幹部は私や仲間の愛する店を軽んじてると思う。数字だけの合理的判断が経営幹部の考えなら、最初から新作を置く店にしたらよかったじゃんって。

言葉ではお店を素晴らしいねと評価しても、行動で示してもらわなきゃ困る。何事も口だけ言うのは簡単なんだよ。この店の未来がかかってるんだ。

このお店があることによって、ブランドの哲学を伝えてる、ものを大事にすることによる豊かさを伝える。人が選ばない希少なものを選ぶことで、誰かの自信につながっている。
倉庫に眠ったままだったかもしれないモノと、それを好きになってくれるヒトとの出会いがある、毎日が奇跡の連続だ。これからももっともっとそんな奇跡を紡いでいきたい。

来週、役員に人員の直談判に行く。
祈っていてください。

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