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文献報告④「発達障害者の社会参入支援の現状と課題」
著者:皆川美幸
主題:発達障害の就労の現状や支援の在り方の検討
対象:発達障害者、就労移行支援事業所、企業
方法:就労移行支援事業への調査と、先駆的な取り組みをしている企業の報告を概観
検証の妥当性/発見/意義と効果:
・事業所としては、いかに職場環境を調整し、発達障害者の負荷を減らし、能力を発揮してもらうかが定着の鍵
・支援者側が想像力を働かせて将来を見越した自立に向けた支援プログラムを、可能ならば様々な職種・領域の人と検討する必要性
・医師を含めた多様な専門家チーム支援を重層的に行うことが望ましい
その他コメント
・事業所の聞き取りの際に、担当者からのコメントが印象的
・就労支援で就労に向けて必要なことを身につけるのではなく、学齢期から就労を意識してスキルを身につけられる支援が必要であることを再認識できる。
・就労支援事業所だけの聞き取りだったので、教育機関への聞き取りもして、検証してもらいたい。
・就労に向けた理想の支援方法はあるだろうが、教育機関の支援の限界・現実はあるように思える。
・現状と課題が整理された論文なので、そこからさらなる仮説を立てたいところ