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ずぶの素人がテクニカルライティングに感激した

アーニーMLG・MLテスターのnanです。
お久しぶりです。というほどでもないですね笑

つい先日、月一の 1on1 中
テクニカルライティングって知ってる?」
と聞かれ、まっったく知らなかった私はテクニカルライティングについて調べてみたところ、感激しました。
帰りの電車の中でも調べていて危うく乗り過ごすところでした。。
1on1・・・上司と部下が定期的に行う1対1の面談のこと

この感動を皆さんにもお伝えしたく、
今日はテクニカルライティングについて執筆してみようと思います。
今回も温かい目で見ていただければと思います!

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テクニカルライティングとは?

テクニカルライティングで主に作成される文書
・製品を使用する人のための取扱説明書(トリセツ♪)
・専門的分野における技術者向けの手順書や仕様書
・ビジネス文書やプレゼン資料

「テクニカル」という単語だけで技術的、専門的と捉えてしまって敷居が高い気がしますよね。私もそうでした。あながち間違いではありませんが、敷居が高いと思うのは違うんじゃないかなと感じました。

私なりにテクニカルライティングをすごくすごく簡単にまとめると

読者目線で分かりやすい仕様書などの技術的な文章を書くこと

研究や商品の開発がうまくできたとしても、それを読者に文章で伝えることができないと意味がないですよね。自分が読めば分かる!ではなく、
読者にいかに分かりやすく伝えることができる文書を作成する。に特化したライティングだと思いました。

では、読者が文書を理解してくれるにはどんな工夫が必要になってくるのでしょうか?

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テクニカルライティングの基礎

もっとも重要なのは

・読者を定義して常に読者目線におくこと
・読者が読み違いや誤解のない簡潔で分かりやすく読みやすい文章

分かりやすくて読みやすい、ってどないやねんってなりますね。
読みやすさは、視認性可読性判読性という3つの要素が必要になります。

●視認性(見やすさ)

・文字や色彩の統一
・リストや表を適切に使う
・1つの図面の情報量を制限する
・小見出しを目立たせる

●可読性(読みやすさ)

・用語は文書内で一貫性をもたせる
・1文1メッセージ、1段落1メッセージ
・不要な言葉は排除する
・長い文章はリスト形式に変換する
・順序が重要な場合は番号付きリストを使用し、順序が重要でない場合は箇条書きリストを使用する
・良い例だけでなく、良くない例もあげる

●判読性(分かりやすさ)

・似た字の区別、読み間違える字を避ける
・主語・目的語を省略しない
・曖昧な代名詞は避ける
・曖昧な動詞よりも意味が限定される動詞を選ぶ
・読者の前提知識を定義する

技術的、専門的な分野だけでなく、他の分野でも活かせそうではないでしょうか?

テクニカルライティングって凄いんじゃない?

私は今まで文章を書くときは絶対に「起承転結」を基準にするものだと思っていました。テクニカルライティングにおいて「起承転結」はNG!なんですね。小説や物語と違って「結論の先出し」が重要になってきます。
確かに結論までの道のりが長いと聞くのが大変ですし、遠回りをしながら話されても結局何が重要なのか見落としそうですね。(特にめんどくさがりの私だとなおのこと)

身近にそう感じることはありませんか?
例えばこちら

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なんだかんだ気になって見ちゃいますよね?(あれ?私だけ...?) 
実際にスワイプしてみたら
前提の話が長い、結局他のサイトに飛ばされる、、たったこれだけって書いてあるのに結論までが長い、長すぎる!!!という風に
知りたい答えまでが長い。回答にもなっていない。なんて思ったことはないでしょうか?結局何度もこういうことがあると、一度目のスワイプで明確な答えがないと読む気にならないんですよね、、

読者(私)がほしい情報は結論!答え!answer!

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テクニカルライティングを活かせば、画像のように読者にとって簡潔で分かりやすく伝えることができるんではないでしょうか。
そう考えると広範囲な分野においてに役に立つのではないでしょうか?
なので敷居が高いなんて思わずに是非皆さんにもテクニカルライティングを知ってほしい!使ってほしい!と思いました。

感想:読者によって視点を変えていこう!

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物語、小説で先に結論を先に出しちゃうと面白くないと思います。いわゆるネタバレですね。ネットにまだ読んでない漫画のネタバレがあると残念な気持ちになります。物語、小説の醍醐味は、どのように進行していくのかという過程でもあるので。もちろん例外もあります。
ミステリーものだと倒叙形式。
犯人と犯行過程がわかった上で物語が展開され、その上で探偵や警察がどのように犯行を見抜くのか、どのように犯人を追い詰めるのかが物語の主旨となる形式です。犯人が分からない物語とはまた違った視点から見ることもできるのでそれはそれで面白いです。

会社でも調査レポートを作成することがありますが読者が違うことがあります。決められたフォーマットで作成することもあれば、一から自分でレポートを作成することも。
実際に読者に分かりやすく読みやすい文章を作成しようとしても難しいです。。
「これってどういう意味?」「これで合ってる?」と聞かれることがあります。まだまだ読者にとって分かりにくいってことですね。(あとは確認不足...)
もっともっとテクニカルライティングを応用して読者に分かりやすくて読みやすい文章力をつけていこうと私自身思いました。

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~最後にアーニーMLGあるある~

弊社は猫ちゃん派が多いです🐈


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