新盆は別々で
心が荒む。
幸福でたのしい出来事や、ちょっとした気分転換の行動にも後ろめたさが付き纏うようになって2度目の夏がきた。
なにが正解かわからないから、日々を必死に生きている。
それでも、政治家や官僚のお偉いさんと言われる人たちからしたら、わたしたちの生活なんてどうでもよくて、今日もお遊びのようなルールを作ってる。
この人たちは、なにを守っているのだろう。
わたしよりもはるかに勉強ができて有名な大学を出ているであろうこの人たちは、どうしてこんなにも的外れで状況をわかっていない発言ばかりするのだろう。
所詮お遊びだから、わたしたちが日々の生活の中で大事にしている事柄は、踏みにじってもいいと思っているのだろうか。
職業政治家、それでもいいから、それならそれで、仕事なら仕事で、ふざけないでほしい。
お遊びでわたしたちの今を、未来を、壊さないでほしい。
祖母の最後の声も聞いてやれず、新盆に家族みんなでお迎えもしてあげられない。
「中止」と「宣言」だけして、なにを守っているのだろう。