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ユーザー同士を「好き」でつなぐ媒介になる。nanaのSNS担当が考えるコミュニティの盛り上げ方
nana musicのメンバーの素顔に迫るインタビュー企画「nanaな人々」。今回は、「nana」内の公式アカウント『nana運営チーム』と、Twitterの公式アカウント『@nanamusicinc』の運用を担当している越部(こしべ)をご紹介します。
ミュージカル好きで、自身も「nana」のヘビーユーザーだったという彼女。今はnanaのユーザー同士をつなぐ役割を担う越部に、nana musicでインターンを始めるに至った経緯やSNSアカウントの運用で大切にしてることを聞いてきました!
歌とミュージカルに恋した子ども時代
—— SNS担当として活躍している越部さんですが、まだ大学生なんですよね!大学ではどんな勉強をしているんですか?
国際社会学部でビジネスについて学んでいます。ゼミでは発展途上国の貧困問題を解決するビジネスプランを研究しています。留学は必須で、授業もほとんど英語で行う学部です。
—— そうなんですね!「nana」の公式アカウントで披露している歌声がとても綺麗なので、音楽を専門に学んでいるのかと思っていました!
恐縮です...!元々歌は大好きですが、本格的に練習し始めたのは、大学で劇団四季出身の方が設立したミュージカルサークルに入ってからなんです。
—— 歌を好きになったきっかけは何だったんですか?
幼い頃、両親がよくミュージカルやディズニーランドに連れていってくれたんです。ディズニーランドではアトラクションそっちのけで、パレードに夢中でした。ダンサーを真似して一緒に歌ったり、踊ったりしていました。家でもずっと音楽をかけてダンサーになりきってましたね(笑)
—— 歌だけでなく、ダンスもできるんですね!
小学校2年生から高校まで、部活でダンスをやっていました。そこから、歌やダンスで「演じる」ことに興味を持つようになり、大学ではミュージカルサークルに入りました。
ミュージカルサークルでは幅広い役を演じました。一番楽しかった役は「シンガーを夢見る中国人」。わたしのために作ってもらった役で、初めてソロの曲をもらいました。自分のための一曲をもらえて、とっても嬉しかったですね。
「nana」のヘビーユーザーからインターンに挑戦
—— 留学やゼミに忙しそうですが、なぜnana musicでインターンを始めたのでしょうか?
元々、nanaのヘビーユーザーだったんです。中学2年生の頃、カラオケにハマっていて、「家でも歌えないかな」と思ったときに「nana」に出会いました。当時はかなり頻繁に投稿していました。
大学4年生になって、就職活動を目前に控えたとき、姉に就職先について相談したら「『nana』が好きなら、インターンに行ってみたら?」と言われたんです。たまたま姉の友人と文原社長の友人が知り合いだったこともあり、インターンに応募、文原社長と面接をしました。
—— いきなり社長面接だったんですか!緊張しませんでした?
めっちゃ緊張しました(笑)それまでインターンの経験もなかったので。
面接では、最初かなり身構えていたんですけど、いざ始まったら社長がとてもフランクな雰囲気で、緊張がほぐれていきました。ミュージカルをやっていると話したら、社長が興味を持ってたくさん質問してくれたんです。自分が情熱を持って取り組んできたことに関心を持ってもらえて、嬉しかったですね。
とにかく「nana」が大好きで、貢献したい気持ちを伝えました。
——その熱意が文原社長にも届いたんですね!
そうですね。面接を終えて、インターンとして働くことが決まったときは、とてもワクワクしたのを覚えています。紹介してくれた姉も喜んでくれました。
——入社してからすぐ 「nana」のアプリ内の公式アカウントやTwitterの運用を担当したんですか?
いえ、最初はリサーチの仕事を担当していました。「nana」のヒントを探る狙いもあり、エンタメ系アプリを中心に、海外のテクノロジートレンドにまつわる記事を翻訳して、社内に共有していました。大学では、英語でビジネスを学ぶ授業を受けていたのですが、IT系の語彙は少なくて..。最初はとんちんかんな翻訳をしていました。
リサーチした内容に対して、毎週、文原社長が直接すり合わせる時間をとってくれて、少しずつテクノロジーに対する理解が深まっていきました。理解するにつれて、よりテクノロジーの世界が面白くなっていきました。
しばらくして、徐々に翻訳以外の仕事も任せてもらえるようになったんです。去年の10月から12月はYouTuberの方と協力し、「nana」を知ってもらうためのマーケティング施策の立案をお手伝いしました。今年からは「nana」のアプリ内の公式アカウントと、Twitterの公式アカウントの運用を担当しています。
—— 次々と新しいチャレンジをされているんですね...!未経験の業務を頼まれて、戸惑うことはありませんでした?
もちろん焦りました(笑)でも、「やるしかない!」と思って、がむしゃらに取り組んでいます。ベンチャーでは受け身だと置いてかれてしまう世界だと認識していたので、とりあえずやってみよう、と。
nana musicは、ただ業務を丸投げされるのではなく、「わたしがどうしたいか?」を聞いてもらいながら都度フィードバックいただけます。だからこそ、楽しみながら挑戦できました。
楽しみながら、自らがユーザーの媒介になりたい
—— 越部さんが「nana」やTwitterの公式アカウントを運用するようになってから、「親しみやすい投稿になった!」と社内でも話題です。投稿で気をつけていることはありますか?
ありがとうございます!以前は、どちらかと”企業っぽい”つぶやきがほとんどだったのですが、それだと、nana musicで働いている人の遊び心ある雰囲気が伝わらないかな、と思っていたんです。
なので、Twitterでは、あまり公式アカウントであることを意識しすぎず、いち「nana」好きとして投稿するようにしています。それもあってか、普段、自分のアカウントでツイートしている内容とほぼ変わりません(笑)
もう一つ、大切にしているのは、ユーザー同士のコミュニケーションを盛り上げること。パーティーの主催者のような、ユーザーをつなぐ媒介でありたいと思っています。
—— “ユーザー同士の媒介”とは、具体的にどういうことですか?
「nana」では、どうしても有名なユーザーに拍手(SNSの「いいね!」のような機能)が集まりやすく、アプリのトップにある「おすすめ」フィードにも掲載されやすい。その仕組み自体を否定するつもりはありません。
でも、大勢のユーザーから拍手が集まらなくても、誰かが大好きになってくれた曲があるはず。それが埋もれてしまうのはもったいないですよね。
なので、「nana」の公式アカウントでは、「オススメサウンド」としてユーザーの投稿した曲を積極的に紹介しています。初めて投稿してくれた方の曲や珍しいジャンルの曲など、まだ知り合えていないユーザー同士の出会いが生まれるよう、考えながら選んでいます。
—— 確かに万人に好かれなくても、自分にとっては大切な1曲ってありますよね...!
そうなんです。わたしは、中学時代に「nana」で知り合った友達と、今でも親交があるんです。顔を知らなくても音楽を通して、つながりが生まれる。
そんな「nana」が大好きだから、もっとアプリのなかで実力やジャンルを超えてユーザー同士が仲良くなれる機会を増やしたい。「nana」アプリ内の公式アカウントやTwitterのnana music公式アカウントが、その媒介でありたいと思うんです。
—— 自らが”媒介”となってユーザー同士を繋いでいるんですね。そんなこしべさんが、nana musicでこれから挑戦してみたいことがあれば教えてください。
この数ヶ月、SNSアカウントを運用してみて、SNSのもつ「好き」を通して人と人をつなぐパワーや、可能性に改めて気づかされました。だから、自分でもYouTubeやTwitterを通じて好きなことを発信し続けていきたいと思っています。
また、「nana」は顔を出さずに声だけで繋がれるSNS。恥ずかしがり屋だけれど、「『nana』ならやってみたい!」と思ってもらえるよう、魅力をどんどん広く伝えていきたいです!
学生、インターン未経験。たとえ知識や経験が足りなくても果敢にチャレンジし続け「Try First」を体現したこしべは、今やnana musicになくてはならない存在です。
誰もが自分の表現を「好き」と言ってくれる人と出会える。きっと彼女なら、そんなコラボが生まれる「nana」を育ててくれるはずです。
そんな越部が運用する「nana」公式アカウントもぜひ覗いてみてくださいね!