結局ペットショップから子犬をお迎えした話
こんにちは!
犬とともに生きることが今世の目標である七宮ななこです。
私は小さい頃から犬が大好きでした
ここ数年は真面目に我が子にしたい子を探していたのですが、どこからお迎えするかという問題でかなり葛藤したのでその気持ちを残しておこうと思います
保護犬
ペットショップの在り方が問題視されていることもあり、できれば保護犬をお迎えしたいと思っていました
しかし、たくさんの壁が立ちはだかりました
年齢と健康状態
まず最初の壁は、健康な子犬になかなか出会えないことです
子犬に絞ると先天的な病気を持つ子が多い印象
多頭飼育崩壊等が理由で健康な子犬が保護されている場合も稀にありましたが、健康な子をお迎えしたいと思ったら基本成犬や老犬
もちろんお迎え後に病気等が発覚しても責任もって育てるつもりではありましたが、飼育初心者なので最初から健康上問題のある子をお迎えする勇気は出ませんでした
子犬期は手がかかると聞くので、初心者だし成犬からのお迎えもありかなと思っていた矢先…
譲渡条件
次の壁は、譲渡条件です
譲渡条件の設定は保護団体によって様々
高齢者NG、単身NGなどなど
その中でも私たちが最も引っかかったNGは「同棲カップルNG」
これは結構多かったです
まあ、別れた時どうするねんってことですよね
条件を設けることは再び捨てられる命を防ぐためにとても大事だと思うので大賛成です
ただ、ハードルが上がってしまうのも確かです
保護犬ビジネス
そんな中、譲渡条件の緩い保護団体の店舗に出向いたことがありました
そこは珍しく店舗が構えられていたので印象としては成犬のペットショップでした
たまに子犬もいましたが、ほとんどが繁殖犬を引退した成犬
頑張った分残りの犬生は私が幸せにしてあげたいとも思って、抱っこさせてもらったが最後。大変断りづらい。
その店舗がゴリゴリ営業してきたのもありますが、ペットショップでお断りするのとは違って見捨てた感があるんですよね
なし崩し的に飼うのは嫌だったので二度と行かないと心に誓いました
ブリーダーさんから直接
次に考えたのはブリーダーさんから直接の購入です
犬を飼う予定だというと、よく勧められたのがブリーダーさんからの直販
安いらしいと言われていましたが、私の印象としては大して変わりませんでした
確かに都内のいい所にあるペットショップと比べれば全然安いですが、田舎のペットショップと比べたらトントン
その中でこちらから連絡してブリーダーさんの元へ出向くのは少しハードルが高い
さらに、こちらから連絡している以上断りずらくなったら嫌だなと思ってネットでは見ていたものの結局1度も行きませんでした
ペットショップ
タイトルにもある通り、結局ペットショップからお迎えしました
ペットショップもかなり回って、ここなら!と思えるペットショップに出会えたのでポイントを紹介します
運命って言ってこない
なにそれって感じだと思うのですが、ペットショップで抱っこさせてもらうと「この子運命だと思うんですー」とすぐ運命を作り出そうとしてきます
きっとだんだんその気になって買っちゃうんだろうなと体感したのですが、どうしても自分の意思で決めたかった
私がお迎えしたペットショップは、本当に聞かれたことしか答えないし「抱っこしますか?」も言ってこない
「気になる子がいたらお声がけ下さい〜」って言ってるだけで向こうからのアプローチはほぼありませんでした
本当に売る気あるのか?と思いましたがそこがよかった!!
店員さんに知識がないのかと不安にもなりましたが、お迎えの契約時にはすごく色々なことを教えてくれました!
保険が強制でない
結構生体に対する保険が強制なところが多いんです
しかも、保証内容はその子が亡くなってしまったら別の子と交換
は?
そんなすぐ別の子をお迎えするメンタルにならんやろがい
病気になった時の保証がないところも多いです
今回のところは、死亡に対する保険と病気に対する保険が分かれていてどちらも任意でした
死亡に対する保険も別の子と交換以外に返金がありました
別に返金して欲しいと思っているわけではないですが、別の子と交換という選択肢だけだと何だか釈然とせず…
ペットショップは必ずしも悪じゃない
今回のことを通じて、ペットショップからなかば無理やり買わされて結局飼えなくなる人が出ることは容易に想像出来ました
だって、飼育環境やお金の都合がつかないと言い訳しても色んな手を使って大丈夫と言ってきますから
そんな余裕のない方が飼ってしまったら悲しい結末になってしまうこともきっと少なくないでしょう
でも、きちんと自分の意志を持ってお迎えするのであればペットショップも悪くないと思います
これからわんちゃんやねこちゃんをお迎えしようと思っている方の参考になれば