偏った認知行動の見直し
うさねこです。
偏った考え方(認知)から、情動的・行動的な問題が生じてしまうことがあります。
過度な偏った考え方は危険だということを頭の片隅に置くだけでも、多面的に物事を見ることが可能になります。
白黒思考
白か黒かで判断することは、わかりやすくて便利な面もあります。
しかし、全てを白か黒かでわけることは無理があります。
白・黒だけでなく、様々な場面で二極化してしまうことが数多く見られます。
2つのグループに分けられようとした時、中間を意識することも大切です。
いろいろな場面があるというように 広くものを見るようにしたいですね。
べき思考
「~べき」はあくまでも自分の基準です。
他人と意見が食い違ったり、行動様式が違ったりしても、まずはこういう意見ややり方があるのだと受け止める。
「~べき」を他者に押し付けるのはやめましょう。
もし、相手が間違っていると思うなら、一緒に考えた上で直すかの最終判断は相手に任せましょう。
この「~べき」は、自分自身をも縛り付けてしまいます。
真面目な人は、この思考により身動きが出来なくなったりします。
柔軟に物事を考えることが大切です。
選択的注目
ネガティブなこと・ポジティブなこと、2つあるなら頭に残りやすいのはネガティブなことではないでしょうか。
問題解決が必要な場合もありますが、起こる可能性が極めて低いことに対しても時間をかけて悩んでいる方がいるのも事実。
些細なネガティブなことに捕らわれると、最も明らかなものに注意することができなくなります。
ポジティブとネガティブな物が同時に出てきた場合は、冷静に何を重視していくのか見極めるように心掛けましょう。