ふたりはミチナナ Max Love
「2人とも!隣町に人類の敵が現れた!ただちに急行してくれ!」
「分かりました!ミチルちゃん行きましょう!」
「ええ!ナナしゃん!」
わたし達が隣町に着くと仮面の男が人々を襲っているのを目の当たりにした。
「ミチルちゃん!」
「はい!」
「「レッツプレイ!ナナキュア・モジュレーション!」」
「爪弾くは女神の調べ!キュアミューズ!」
「心に満ちる癒しの波動!キュアヒール!」
「「届け!2人の組曲!スイートナナキュア!」」
仮面の男がナナとミチルに話しかけてきた。
「よく来たねナナキュアの2人。私の名前はガルシア中島。貴女達のファンだ。早速だがこの色紙にサインを頂けないだろうか?」
「へ?はぁ...」
ナナとミチルは困惑しつつも彼から渡されたペンで色紙にサインを書いた。
「ありがとうございます...。いやマジうれしいです...。家宝にします」
「あの、素が出てますよ、カルダモンさん」
「ガルシア中島だ!二度と間違えるな!わたしの名前はガルシア中島と言うんだ!カルダモンでもマルシアでもない!」
「すみませんね」
「ちなみにどうやって戦えば良いんでしょう、ナナしゃん?」
「そうですね...せっかくプリ...ナナキュアに変身したのだからとりあえず肉弾戦ですかね?」
「あの、そういうのやめません?なんかこうもっと平和的な勝負の方が」
「じゃあ麻雀にしましょう」
「ナナしゃん良いアイデアです!」
「でもここには3人しかいませんよ?」
「すみません。私も同卓させてもらっても良いですか?」
黒ずくめの男が話しかけてきた。
「ええ。構いませんが」
「私は傀(かい)と申します。よろしくお願いします」
「こちらこそよろしくお願いします傀さん」
「ところでレートはどうなっていますか?」
「テンピンでどうでしょう?」
「それでお願いします」
こうして麻雀勝負が始まった。
〜以下ダイジェスト〜
【東一局目】
ミチル...リーチツモドラ1 3900点
【東2局目】
流局 ミチル ガルシア中島の2人聴牌
【東3局目】
傀...ツモ三色同順ドラ2 8000点
【東4局目】
ガルシア中島...リーチタンヤオ 2600点
【南一局目】
傀...九蓮宝燈 32000点 割れ目のナナがハコテンし終了
勝負を終えて、傀はまた新たな相手を求め街を彷徨うのであった。
To Be Continued...
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