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転職したいと思ったきっかけ

私がライターを目指すきっかけとなったのは、育児休業を終えて職場復帰したことにあります。

往復2時間かけて、奴隷船さながらの満員電車で出勤しフルタイムで働く。


職場の子どもたちには丁寧に接しわがままにも付き合ってあげるのに、家に帰ると娘のわがままに付き合ってあげる元気がほんの少ししか残っていない。


そしてシフト制で一番遅い出勤だと、帰る頃には娘はもう寝ている。


毎日があまりにも忙しくて、そして小さい娘と接する時間も心のゆとりも無くて…
今の職場で働き続ける意義を問い始めました。

通っていた大学の近くにあり、ご縁があって就職することになった今の職場。


特殊な事情があったにも関わらず採用してもらったことには感謝してもし切れません。


人間関係も悪く無く、仕事だけでなく人生にも通づる学びをたくさん得てきました。

しかし結婚・出産しライフステージが変わっていき、何度も自問自答していくうち、今の私にはこの職場にしがみつく理由が無くなってきたのだと気付きました。


今の私には家庭、とくに娘との時間が大切。
そしてこれから第二子を考えるにあたっては、前回の妊娠を踏まえて自分の体調に特に慎重にならなくてはいけないと思いました。

そのような理由から、転職を決意しました。
本当のことをいうと、産休・育休中からずっと転職を考えていました。このままやめて転職してしまおうかと思うほど勢い付いていたこともありました。

しかしながら、今後どんな仕事をして行きたいか、どんな仕事ならできるのか、どんな仕事が向いているか…

家族のことだけではなくて、自分の将来やキャリアのことを考え始めると、立ち止まってしまい先に進めなくなってしまいました。


実際に職場復帰してみると転職への思いが固まり、自分の強みを活かす方向性も見えてきました。

今後どうなっていくかはまだわかりませんが、今できることをひとつひとつこなし先に進んでいきたいと思っています。

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