実験室#20 早起き習慣
*個人の体験談です
なるべく早起きするようにしている
わたしはだいたい朝の4〜6時の間に起きるようにしています。なるべくなら5時前に、だめだったら6時までくらいに起きるよう、ゆるく調整しています。
朝起きたらとりあえず窓を開ける、ベッドを整える、掃除をしているフリをして、調子が良ければそのまま活動を開始しますし、だめなときは再びゴロンとすることもあります。
調子によっては4時前に起きてしまうこともあるのですが、その場合はちょっと早すぎるので4時まではなるべく起きないようにしています。ダメな時は起きますが。
というわけで、なんとなく決めている程度ですが、朝は比較的早く起きて、朝からもろもろの活動をし、午後はゆったりというのが定番です。
これができるようになったのは、ここ数年のことで、もともとは朝から起きるのが非常に苦手でした。
学生時代・会社員時代は毎朝地獄
学生時代、だいたい朝8時くらいには家を出ていたと思いますが、わたしが起きるのは、そこから準備の時間を逆算したギリギリの時間。だいたい7時半くらい。学生時代は実家暮らしだったので、親からなんども起こされてようやく起きるくらいでした。
休みの日はお昼まで寝ていたいと思っているのに、起こされて嫌だといつも思っていましたし、休みの日なのに実家ならではの町内会の用事などに朝から駆り出される時などは、心底嫌だと思っていました。もっと寝ていたい。
よく聞く「休みの日は早起き!」みたいなことは全くなく、休みの日なんだから起こさないでよと、幼稚園児の頃から思っていました。
一人暮らしを始めてからも、起こしてくれる人がいないというだけで状況は変わらず、会社に出社する時間から準備の時間を引いて、ギリギリまで攻防を続けていました。
このころから朝から寝たまま菓子パンを食べて、なんとか起きるという習慣が始まりました。ベッドの横にパンを用意しておいて、寝転んだまま食べる。これでなんとか起きていました。
これはかなりよくない習慣で、朝まだ寝ているところに、血糖値が急激に上がるような甘いものを食べることで、強制的に体を起こしているわけで、血糖値は乱高下してしまいます。で、また血糖値を急上昇させるようなものが欲しくなる。血糖値が下がる時は気持ちも急降下する。そんなことが起きてしまうのですが、当時のわたしにも当然のごとく起きていました。
早起きもいいものかもしれないと気づいた話
そんな起きれない歴○十年のわたしですが、まずは会社を辞めたことで早起きができるようになりました。
会社を辞めた直後は、本当に20時間くらい寝て暮らしていたのですが、半年ほどたったころ、なんとなく朝から起きて、外を散歩してみたら結構気分がよかったので、朝の時間だけは外に出るようにしてみました。
で、予定があるわけではないので、帰ったらまた寝る。寝なくてもいいかなと思った時は、ちょっと起きてる、みたいな感じになりました。
その時に、「朝の時間って快適だなぁ」と生まれて初めて気づきました。
ただし、また仕事を始めたら、起きるのは出社時間のギリギリに戻り、休みの日は昼まで寝ている暮らしになりました。
再び起きられない暮らしが始まり、その後も出社時間やら仕事の形態やらは変わるものの、「出かける時間ギリギリまで寝る」というのは変わりませんでした。
16時から出かけるとすると、15時まで寝ちゃうからね。困ったものです。
早起きの定義を変えたらできるようになった
わたしにとっての早起きは、だいたい6時〜7時くらいだったのですが、あるきっかけで5時半に起きることになりました。いろいろあって。
最初はそんなの無理と思っていたのですが、なぜか起きる時間を5時半にしたら、早起きができるようになりました。謎です。
5時半に起きるようになったら、めざましで「もう起きなきゃ〜〜〜」という感じではなく、目覚ましがなる2分くらい前に目がさめるようになり、徐々にそれが早くなり、5時少し前に起きるのが一番調子いいかもしれないと思うようにさえなりました。
わたしの場合、「起きなきゃいけない」というのが非常にストレスで、今でも、何かしらの予定がある時は、ギリギリまで寝ていたりすることもあります。5時に起きて、予定の時間の2時間前に一旦寝て、1時間前に起きるなどの謎の行動もします。外出中に眠くなったら嫌だなと思っているのだと予想しています。自分でも謎です。
完全にいつも早起きですよ〜というわけではないのですが、基本的にはそういう感じでできています、というくらいにはなりました。
で、仮説として、わたしにとっては、7時8時くらいに起きるのが最も調子が出ないため、起きにくかったんじゃないかと考えています。
現在は、自分の調子に合わせて予定を組んでいますが、学生や会社員の頃は、決まったスケジュールに合わせる必要があるため、わたしが最も苦手とする時間に起きないといけない=起きるのが苦手になっていたのかもしれないなともいます。
そして、学生時代の「起きるのが苦手」を引きずったままになっていたんじゃないかな〜と思います。
それが少し時間を変えたことで、お、できるじゃん?に変わっていったのでした。
とはいえ、わたしが早起きをできるようになった最も大きな理由は、「眠くなったらいつでも寝ればいいや」というゆるさなので、誰でも簡単にできますよとは思っていませんが、朝起きるのが苦手だと思っている人は、もしかしたら「その時間に起きるのが苦手」である可能性があるかもなので、30分〜1時間さらに早く起きてみると、違った結果になるかもしれません。