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TCGカフェを開きたい!③~資金・必要機材~
はじめましての方も、そうでない方も、ご覧いただきありがとうございます。
七海(ななみ)と申します。
「TCGカフェを開きたい!」3つ目になります。
今回は、必要な資金区分や機材、物件取得について整理していこうと思い、noteを拓きました。
お付き合いくださるとうれしいです。
【資金の使い道】
こちらの「融資を受ける条件」でも書いた通り、一般的に個人カフェだと、開業するのに必要な資金(開業資金)は500~1,000万円と幅広いです。
また、融資を受ける際に、融資金額は自己資産(自分が出せるお金)をもと決められることも合わせて書いたと思います。
必要な自己資産は、だいだい300~500万ほど。
また、売上金に対して、
・仕入れと人件費:合わせて60%
・家賃:10%(8%以下だと直良し)
で占めることが理想だといわれています。
では、そのまず回転資金として用意したお金を、どういったところに使うのか。
それを以下にまとめてみました。
①店舗(物件取得)費
物件に関するお金。必要資金で一番お金がかかるのがここ。
住居用の家でも、賃貸の場合礼金敷金などかかりますが、賃貸店舗物件も同様にかかります。
・保証金(家賃6か月~1年分)
・敷金・礼金・前家賃・手数料(各家賃1~3か月)
・居抜き物件の場合:譲渡費用
②内外装工事費用
内外装・電気水道ガスなどの設備工事関係。
壁のペンキ塗りなど、自分でやれる部分は自分でやると、その分費用は抑えられる。
*内装工事:1畳あたり50~100万ほど。業者・工事内容によって異なる。
③店舗備品・機材費用(厨房機材・家具類・食器調理器具・消耗品)
④広告・宣伝費
⑤食材仕入れ費用
⑥運転資金
いわゆる固定費。
家賃・人件費・仕入れ代・光熱費・自身の給料・税金・保険料を、3~12か月分。
【必要な機材】
注意したいのは、一般家庭用ではなく、必ず業務用のものを購入すること。
厨房機材は、メニューが決まればおのずと必要な機材が決まってくる。(コーヒーを焙煎して出すならそれ専用の機材、フリードリンクにするならそれ用のサーバー等)。
また、ものによっては中古品もあるので、新品ではなく州個品にすれば費用は抑えられるが、故障した場合の補償がないことです。
一般家庭向けのものと使用頻度が違うため、「一般家庭向けのものは中古品で買ったけど大丈夫だったし」とならないよう注意。
*中古品がだめだというわけでない、ものによっては中古品もあり。
また、機材によってはリース契約(長期レンタル契約)できるものもある。
定期的なメンテナンスや、突発的な故障にもすぐさま対応してくれるところもあるので、一行の余地がある。
■厨房機材
・シンク(2槽以上のもの)
・浄水器
・冷蔵庫
・冷凍庫
・ガステーブル、コンロ
・作業台
・炊飯器
・製氷機
・オーブン
・レンジ
・ごみ入れ
・食器棚
・料理道具(フライパン、鍋、菜箸など)
・食器(皿、コップ、箸、スプーン、フォーク)
■客席、レジ
・テーブル
・椅子
・ソファー
・ごみ箱
・レジ(現金の入れ物を用意して、パソコンやタブレット端末でも代用可能)
【物件の取得】
物件には、スケルトン物件・居抜き物件の2種類の物件があります。
前者は鉄筋コンクリートや柱などがむき出し状態のものをいい、後者は前にやっていたお店のものがなにかしら残っている状態のお店をさします。
どちらにもメリット・デメリットがあります。
■スケルトン物件のメリット・デメリット
メリット:自分がイメージしているお店が作りやすい。
デメリット:その分資金が多くかかる。
■居抜き物件のメリット・デメリット
メリット:費用を抑えやすい、内外装工事の時短ができる
デメリット:ある程度のお店のレイアウトが決まってしまっているため、イメージ通りのお店を作りにくい。残留物によっては、買い替えが必要になる可能性もある。
■物件決めのためのコンセプト
家賃と客席の目安、客層などを決めていきます。
また、店内イメージとして、気に入ったお店やインテリアの写真や切り抜きなどがあると、業者さんのイメージを共有しやすい。
・家賃予算はどれくらいか:18万(管理費込)
・何のお店なのか:TCGをやりながら飲食できるお店
・客席は?:20席前後。ソファー席も用意したい。
・客層は?:学生~社会人まで幅広く。
・店内イメージは?:ベージュと白をメインにしたい。
■物件取得時の注意点
①契約解除の際、現状復帰が条件になっている場合もあるので、要確認
②キッチンや客席同士の道幅は、余裕を持ちたい
③特にキッチンは、二人分は通れるくらいの道は欲しい→狭いと、どちらかが譲らないと通れず、スタッフが思うように動けなくなる。
④とにかく何度も現地に足を運び、何件も下見をし、自分の理想に近いお店を探す。「ここでいいや」で契約しない!
特に②と③はコスト・タイムパフォーマンスに直結するので、しっかり確認することが必要。
また、④は重要ですね。「ここでいいや」で妥協せず、根気強く探すこと。
物件取得なんて、人生で1,2を争う大きな買い物です、可能な限り自分が思い描くお店に近い物件を取得できるよう、何度も足を運ぶことが重要。
■物件が決まったら
・融資をうけて開業する旨を伝える=仮契約。
仮契約の際内金を入れることになるが、もし融資が受けられなかった場合は返金してもらうこと、受けれた場合は内金を本契約金に含まれることを確認。
・もちろん、この内金は自己資金からになる。
・仮契約手続きが終わると「仮契約書」ができるため、それを融資をうける金融機関に提出する書類に添付する。
と、今日のまとめはこんなところになります。
最後までお読みいただきありがとうございました!
次回のnoteでお会いできるとうれしいです^^
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