この先の、人生後半について考える40代
私は日本在住の、40代後半の主婦である。
日本に沢山いるようなタイプの主婦と思われる。
息子に手がかからなくなってきたのでしばらくパートをしていたが、昨今のコロナの件でいったん仕事は辞め、いつ再開したものかと考えているところである。
第二波とやらが来るかもしれないから。
しかし、ひとまず世の中が再開しだしたので、夫も息子も家におらず、こんな風に時間があいてしまうと、ふと考えだす。
おそらく私は人生、折り返し地点を過ぎて、後半に入っている。
あと例えば40年生きられるとしても、それがどのくらいの長さなのか既に知っている。経験済みなので。
その限られた時間をどうやって過ごすか。今までの延長でいいのか。何かを変えたいのか。新しいことを始めたいのか。
または、今までやってきていることをブラッシュアップしていきたいのか。
そういう時、快適に、という言葉がふと浮かぶ。
何をして過ごすにせよ、私は快適な毎日を送りたいのだ。
不満、不快、ストレス、そういったネガティブなことをなるべく減らして、心地よく、楽しく毎日を送っていきたいと願う。
誤解してほしくないのだが、人生や世の中に起きる様々な問題からすべて逃げたい、私は関わりたくない、と言っているわけではない。
社会人としての責務は全うしたいし、母としても妻としても、自分にやれるだけのことはやりたい。
その上で、日々を快適に気分よく過ごしたい、と思うのだ。
人生って、さほど長いわけではないということが、折り返し地点を過ぎたら分かったから。