カスタムドールに挑戦してみた
「ブライス」というファッションドールを知っていますか
タカラトミー社より発売されている「ブライス」という人気のファッションドール。ネオブライスは、約30センチ程度の大きさで、ボディはリカちゃん人形と同じサイズだが、頭がグレープフルーツくらい大きいのが特徴。頭の後から出ているヒモを引っ張ると、ヒトミの色や向きが変わる。
様々なお洋服や帽子・靴など自分好みに変えられて、ドールのお値段から言っても、子どもの人形遊びというよりは、おとな向けのお人形ですね。
わたしが初めてこのブライスさんを手にしたのが、2019年のルミデミトリア(名前がなかなか覚えられない)さんでした。
その後、2020年にダンディディアレストを購入。
私は、カルトナージュという手芸で箱を作っていますので、
このお人形さんたちを収納する箱を作って、ハンドメイトマーケットで販売を始めたのが2020年。
2023年には、百貨店でのドールイベントに、この箱を出品しています。
やはり、ブライスさんの人気は高くて、ネットショップでのお問い合わせも、チラホラ。
自分のお気に入りのブライスさんを、大事に収納したい。飾って眺められるような箱に入れておきたい。持ち歩き用の箱は便利そう‥などなど、そういう需要があるのではないかと思います。
私も、箱作りのために、色々なドールを手にしていますが、
やはり「自分好み」にしたいという欲求は、すごくわかります。
箱だって、そうなのです。
ドールに合わせたぴったりサイズ。
お好みの生地を貼って仕上げた箱。
そこにこだわって、1品モノを作っているわけですから‥
当然、ドールそのものだって、自分好みに変えてみたい‥
この欲求は強いのです。
というわけで、今回ご縁あって、カスタムドール作家さんのワークショップを受講することにしました。
カスタムドールのワークショップ
デフォルトのドールのメイクをとって、新たに自分でメイクをしたり、
ヒトミを変えたり、ルーターを使って顔の造形を変えたりもする「カスタム」
今回は初めての体験なので、開頭して、お顔のツヤ消し、メイク、まつ毛・アイチェンジ、ヒモの交換、組み立て終了というコースで行いました。
部品を丁寧に外して、分解していきます。
こういうDIYみたいな作業大好き。
元々の仕組みを理解しながら慎重に‥元に戻さないといけませんから!
お人形の分解シーンは苦手な方もいると思うので、最小限にしたいと思います。
(目玉だけになったりするので、ちょっと怖いです)
ブライスさんって基本、お顔がテカテカなのですが、あれが写真写りを悪くしているし、マットなお肌になるとそれだけで可愛さアップするのと思うのですが‥
元々のメイクもきれいに取ります。
アイシャドウにチーク、リップと色を乗せていきます。
この後、アイチップも作家さん手作りのモノからチョイスさせていただき、
4種類のひとみのうち、2種類を変更。
まつ毛も、人間用つけまつ毛を使って変更。
無事に元通りに頭を組み立てて、完成しました。
ワークショップの感想
やっぱり手仕事大好きです。
今回は、顔を削って造作していませんが、次回はチャレンジしたいな。
髪の毛も変えてみたい‥
たぶん何時間でもできるわと、欲望はとどまることを知らず。
2023年にはブライスさんは8人販売されています。
私はコレクションするつもりはないので、増やしてはいませんが、
この「自分好みのモノを作る」という体験には間違いなくハマりそうです。
しかも、何事も道具から入る性格なので、またものを増やしてしまいそうで怖い笑