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奇跡の体験

本記事は、ブランドン・ビッグス氏の動画を解説しています。
*もしブランドン牧師を知らない方は、こちらの記事をお読みください。

公式動画:Believe God for BIG: A call to prayer day 34


ガソリン切れのトラックが自走した奇跡の体験

ある暑い夏の日、私たちは仕事を終え、自宅へと向かっていました。車には私と妻のダイアナ、そして二人の子どもが乗っていました。妻は妊娠中で、子どもたちは後部座席に座っています。使っていたトラックは古く、ガソリンメーターが故障していたため、どれくらい残っているか分からないまま運転していました。

オクラホマ州のI-35を走行中、突然エンジンが停止しました。エアコンも故障していたため、車内の温度はおそらく40℃近く。周囲は田舎で、ガソリンスタンドまでの距離は数マイル。歩いて行くことも考えましたが、炎天下で妊娠中の妻と幼い子どもたちを車内に残していくのは不安でした。

エンジン停止後、トラックを路肩に寄せ、どうするか考えていたその時、突然車が後ろから何かに押されたような感覚がありました。「誰かが後ろから押している?」そう思ってバックミラーを見ると、驚くべき光景が広がっていました。

トラックが勝手に加速!?

車の後ろには大きな力強い何かが存在しているように感じられました。エンジンがかかっていないのに、トラックはゆっくりと動き始め、徐々に速度を増していきます。アクセルを踏んでいないにもかかわらず、気が付けば高速道路の制限速度に達し、他の車を追い越していました。

妻は驚いて「本当にアクセル踏んでないの?」と聞きましたが、私は確かに何もしていませんでした。トラックは滑るように進み、そのままガソリンスタンドのある出口へ向かいました。通常なら、エンジンが切れた車がこれほどの速度で進むことはあり得ません。

信号に差し掛かったとき、奇妙なことにトラックはスムーズに停止し、青信号になると再び進み出しました。そして最終的に、まるで誰かが操縦しているかのように、ガソリンスタンドの給油機の目の前でピタリと停止したのです。

周囲の人々の驚き

私たちは信じられない気持ちのまま車を降り、大声で歓喜しました。周囲の人々は何が起こったのか分からず、私たちの様子を不思議そうに見ていました。私たちは、ガソリン切れで途方に暮れていたのに、エンジンのかかっていない車が数キロも進み、まるで完璧なタイミングでガソリンスタンドに到着したことに、ただただ驚き、感謝の気持ちでいっぱいになりました。

「こんなことが本当にあるのか?」と、今でも振り返るたびに不思議な気持ちになります。科学的に説明できる現象ではないかもしれませんが、この体験は私たちにとって一生忘れられない出来事となりました。

奇跡を信じる心

私たちの人生には、予想もしない出来事がたくさん起こります。この日の出来事は、「どんな状況でも希望を捨てずにいれば、思いがけない助けが得られる」ということを教えてくれました。時には自分の力ではどうしようもないこともありますが、どこかに道は開かれているのかもしれません。

この経験を通じて、私たちは「困難なときこそ、前向きな気持ちを持つことが大切」ということを学びました。どんなに絶望的に思える状況でも、もしかしたら次の瞬間、思いがけない形で救われるかもしれません。

もし今あなたが困難な状況にいるなら、この話が少しでも希望を与えるものになれば幸いです。


以上が、ブランドン牧師のお話です。

奇跡体験というものは、本人が体験しなければ信じられないものです。

 私が翻訳している際も、驚きをもって受け取りました。しかし、私の母も30年以上前に余命宣告を受けながら今でも健康的な毎日を送っており、主治医も母の病からの克服は「奇跡」だとお話しされます。
身近に奇跡体験している人がいるからこそ、今では私自身も素直に感謝しています。

世の中には信じられない現象があるのだと、つくづく感じます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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ブランドン牧師ひとりごと
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