【歌詞考察】スパイファミリー劇場版主題歌「SOULSOUP」
ついに映画主題歌が解禁!
もうこの音楽を聴かないとダメな身体になってしまいました。PVをずっと繰り返し見てた……
考察というほどのものか分かりませんが、感じたことを書き連ねておきたいと思います。
印象は……ラーメンの歌?
歌詞を見ながら聴いてみたところ。印象としては総じてラーメンの歌でした。
そもそもヒゲダンのMVがラーメン作ってるので、ラーメンの歌をスパイファミリー映画に使いましたと言われた方がしっくりくるくらい。
これはどう捉えれば良いのでしょうか(困惑)
映画でフォージャー家がラーメン食べるの?(多分ラーメンは関係ない)
また、歌詞の意味合い的には、スパイファミリーの主人公であるロイドさん視点なのかなと感じました。
気になる歌詞について
このあたりの単語は、劇場版におけるフォージャー家のピンチを示唆していますね。
(まあ、文脈からしてもはやラーメンの話なのですが)
これはロイドさんがオペレーション〈梟〉から任務を外されたことでしょうか。
ですが、役不足の言葉の意味は「与えられた役割がその人の力量に見合っていない」、つまりロイドさんの能力が高いことを表しているので、〈梟〉の代わりに与えられた別任務のことかもしれません。
この歌詞もロイドさん視点で深読みすると、黄昏=誰そ彼、何者でもない自分がロイド・フォージャーの一人称である「ボク」でありたいとも読み取れます。
〈梟〉を、フォージャー家を継続させるために家族旅行を提案したという映画のあらすじもありますし、ロイドさんがこの偽装家族を離れがたく思っている心理が劇場版で描かれるのでは?と期待してしまいます。
今まで、アーニャちゃんもヨルさんも、フォージャー家を離れたくない、ずっと一緒にいたい、大切な場所だというセリフや心理描写が描かれていますが、ロイドさんだけがフォージャー家を終わらせたくないという想いは語られていません。
黄昏にとっては東西平和を保つための任務であり、スパイとして邁進しているからそんな風に思わないというのは当然なのですが。
度々、任務を通り越して父親の顔を覗かせているので、この家族と一緒にいたい気持ちが彼の本音になってほしいと思います。
サビは疾走感があり、どんな状況でも立ち止まらず任務を遂行するしかないという意思を感じられます。
これはフォージャー家を思わせる歌詞ですね……!
もう元の他人同士には戻れないことを仄めかしているようです。
アニメ1期オープニングの「ミックスナッツ」は、アーニャちゃんの好きなピーナツと、アーニャちゃんがワクワクするいろんなものを混ぜこぜにしたという意味でのミックスナッツだと認識しています。
なかなかにエモい歌詞ですよね〜さすがアニメ1期。
本来出会うことのなかった彼らが家族となった奇跡は仮初だけど、彼らがフォージャー家であることは紛れもない真実で、それは胃がもたれるくらいの幸せなのだと思います。
「SOULSOUP」に戻りますと、歌詞の中には『続く暮らし』とあるので、まあ当たり前ですがこれからもフォージャー家が継続ということを示していますね。
12/11に開催されたファンミーティングで、江口さんが映画のことを語る際、この家族が普通に歩いている光景だけで泣けてくるような、切なくなるような気持ちになると仰っていました。
仮初だから、本当の家族ではないからこそ一緒にいるだけで私たちまで泣きたくなるような嬉しさが込み上げてくるのだと思います。
種崎さんも、アーニャちゃんが家族みんなでお出かけすることにすごく喜んでいて、それが嬉しいと。
フォージャー家の幸せがたくさん詰まった映画であってほしいと願ってますし、早く観たいです。
公開まで10日を切るなんて、1年前のジャンフェスでは考えられなかったことです。ついにこの時が……!
ワクワクドキドキしながら公開初日を迎えたいと思います!
エンディング曲「光の跡」考察はこちら