【歌詞考察】劇場版ハイキュー主題歌「オレンジ」
ハイキュー映画公開が目前でワクワクしているところに、さらにテンションが上がる主題歌配信スタート!
SPYAIRはこれまでに何度もハイキューの曲を生み出した方々。
PVで初めて流れた時からフルで聴きたくて仕方なかったです!
歌詞の印象
原作を読んでいるファンからすると、刺さる歌詞がいくつもあります。
これは今の烏野・音駒メンバーだけでなく、かつての養飼監督、猫又先生のことも描いているように感じられました。
彼らの暗黙の約束が、因縁が、今に繋がって果たされているのだなあと。
夕焼けを表すこの表現力!!すごい……!
オレンジ色は烏野カラーとオレンジコートだけでなく、試合後に見る夕焼け空も指していたんですね〜
今回の試合の鍵は、日向と研磨。
出会った時、バレーをなんとなくやっていると零した研磨。
バレーが大好きで仕方がない日向は、チームとして一度も勝てたことがない。
勝ったのに研磨は別に普通、と……
この試合を通して描かれる研磨の心情の変化も見どころの一つで、1点1点を取り合う中で2人がぶつかり合う。
この瞬間がずっと続けばいいのに、と思える歌詞ですね。
烏野のこれまでの戦いは、強敵に立ち向かい苦戦を強いられる構図が多かったですが、音駒はライバルとして互いに負けたら即ゲームオーバーの試合を楽しんでるのが原作から伝わってきます。
もちろん勝ちを譲る気はなく、本気で戦いますが、互いがようやくもぎ取った春高のチケットで、待ち望んできた試合なんですよね。
音駒と初めて練習試合したのコミックス4巻ですよ。4巻て……!ここまで長かったな〜〜
SPYAIRの既存3曲の歌詞
SPYAIRのこれまでの3曲から歌詞を持ってきていると!
探してみると全く同じではないものの、これまでの軌跡を繋ぐように入れられていました。
バレーになぞらえてこういうことしてくれるの、エモいです。
その他「夢」「未来」という共通ワードがありました。
あと、オレンジに出てきた「甘酸っぱい」が、イマジネーションの「苦く渋い味」と対になっています。
烏野が敗北を味わって、ひたすら練習を重ねて青春らしい甘酸っぱさを味わっているのがこの音駒戦なのだと思います。
結末は知っていますが、映画館のスクリーンで迫力満点な彼らの試合を観戦するのが待ちきれないです。
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観てきました!