夫婦喧嘩、のその後。ダンナさんの本音。

先日の夫婦喧嘩から3日、ようやく夫婦でじっくり時間をとっての話し合い。

ダンナさんは前の家庭に息子が1人。再婚してからも月1くらいで会ってきている。去年からは息子君の成長もあって、部活や友達付き合いで忙しく会える頻度が減っているけれど。それまでは毎月のように義父母の家で皆でご飯を食べたり、お誕生日パーティーをしたりしてきている。家族も含めての面会は、時には波乱含みで。子供達の誰かが不貞腐れてしまったり、誰かの一言で場が凍りついたり、その場にいる皆が少しずつの葛藤を抱えながら、少しずつ少しずつ気持ちを寄り添わせて、努力してその場を作ってきた。子供達にも各々複雑な想いがあったと思うけれど、少しずつこういう家族の形も受け入れて成長してくれて。おかげで5年目を迎えた今、そうやって家族で集まる時間は随分和やかに緩やかに過ごせる時間になってきた。

それでも、本当はもっともっと実の息子に良くしてあげて欲しかった、もっと会いたかった、父として沢山の時間を過ごしたかった、私にも隠してきた本音が爆発して、少し過剰になって出た言葉が、前回の喧嘩の大元になったようだった。

私自身も人間出来てないから、最初のうちは家族込みの面会がしんどい時も沢山あって。(もう周りを巻き込まずに自分だけで会えば?って話も何度もしたくらい)でも、子供達がお互いの存在を受け入れられるようにしたいって言うダンナさんの気持ちに沿うように、めいいっぱい努力して協力してきたからこそ、その本音に傷ついた部分があった。

かなりワガママだと思うし、正直そこだけを望むなら最初から再婚しなければ楽だったんじゃない?って感じられるくらいの言い分だけど、言ってる本人もそんな事は重々分かっているんだ。だからその思いは抑えて頑張ってきたけど、誰かに分かってほしくて、誰かにぶつけたくて、私にそんな形で飛んできたらしい。

元奥様の息子君も、今の家族も、皆愛おしくて大事。その状況の中で皆を大事にしようと頑張っているダンナさんだからこそ、出た本音。まぁ、出た言葉はかなりえげつなかったけど、真意が分かってみれば納得出来たので、仲直り。

当たり前とはちょっと違う家族の形。でもこの家族だからこそ描ける毎日がある。



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