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FX投資戦略 暴落は億トレーダーのチャンス#4 原油暴落についての投資戦略

(注意!投資は自己責任でお願いします)

●金融市場にとってはコロナより原油暴落が超危険!!!

 アメリカはシェール(頁岩)層から原油を採掘するか技術を発展させ、2018年には世界1位の産油国になった。それが面白くなくブチ切れたのがロシアとサウジアラビアだ。両国とも自国の原油を売るために原油の大幅値下げと増産を表明。特にロシアは原油安を10年耐えれると言っている。

 アメリカのシェール企業は数百億規模の社債を発行しており、中には信用格付けの低いジャンク債も多く、それらの一部を金融機関が保有している。また原油安をが続けば今年中にエネルギー関連企業の1400億ドル(約15兆4000億円)にのぼる債権の格付けが投資適格からジャンク債に転落する危険に直面しているとブルームバーグに報じられている。この1400億ドルは投資適格社債全体の3分の1という規模だから計り知れない。リーマンショック時のサブプライムローンの教訓を何も学んでいない、、、

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 また連鎖で危ないのがもっぱら噂のドイツ銀行だ。今日2020年3月19日時点の株価が5ドル台だ。色んな記事を見たが株価が6ドルを割れると危ないと言われている。ドイツ銀行が破綻すればその負債は約260兆円である。リーマンブラザーズ負債額約64兆5000億円だから約4倍の規模ともなると想像もつかない。

結論を言うと原油安→エネルギー関連企業の債権デフォルト→金融恐慌、経済不況→失われる10年がやってくるというわけだ。

しかし原油の投資のタイミングは数十年に一度のチャンスだと思っている。

 通常の相場で利益をあげているのはほとんど大口の機関投資家やヘッジファンドだ。情報戦やAI技術、0.001秒を競う超高速アルゴリズム取引等に個人は勝てない。しかしヘッジファンドがやられている暴落時のトレンドフォロー取引は個人投資家には絶好のチャンスだ。

 では原油価格はこれからどうなるのか

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 今の原油価格の暴落や産油量増産を見てるとロシアやサウジアラビアは本気でアメリカのシェール企業の弱点(大量のジャンク債)をついて本気で潰したいのだろう。つまり産油国はそれぞれ自国で儲けたいのだ、当たり前の話だが。自国で儲ける体制になれば需給を調整し価格は上がるだろう。

 原油は投資対象として株やゴールド、通貨と違い必ず需要がある事、有限の資源である事が本当に大きい。これが1990年から見て約30年ぶりの安値近辺なのだからチャンスと言わざるをえない。リーマンショック時は約77%下落から約2年で259%上昇している。中国景気減速懸念の下落時は約74%下落から約3年で約196%上昇している。

 今回直近高値65ドルから仮に70%下落したら19ドル、80%下落したら13ドルだ。過去の下落を考えてその辺の水準で仕込もうと考えている。現在28ドル、22ドルナンピン買いしており8ドルまでナンピンする計画で投資している。

(注意!投資は自己責任です)

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