2歳1歳 リゾナーレ大阪レポ
かねてより行きたいと思っていたリゾナーレ大阪につい先日行ってきました!
InstagramやXで探しても、レッジョエミリア教育、広いアトリエで素材を通して遊べる、家だと経験できないことをできる、とこれ以上の情報がなかったので行ってみることにしました。
ホテルの立地としてはベイエリアになります。
大阪駅からシャトルバスが30分〜1時間間隔で出ているのでそこまで交通の便に不便さは感じませんでした。
ただ、大阪市内を観光してからとなると子連れ+大荷物では少し大変かもしれません。ホテルに直接荷物を送るには宅配便しかなく、そうなると前日までに到着の手続きをしなければいけないようでした。
最上階のアトリエは9-12:00,13:00-18:15と2部制で開いていました。
チェックインは15時でしたが、13時過ぎに到着するとすでにアトリエは使えるそうなので早速アトリエに。
思ったより広く、中もかなり広いため人が多くても狭さを感じません。
なにがあるかわからないのでまずは探検。
お絵描きができたり
砂絵を描いたりキネティックサンドをしたり
粘土で遊んだり
ここにあるマテリアル(素材)たちは自由に、好きなところで使ってよいそうです。(砂や粘土は汚れるのでそこへの持ち込みはNG)
こういった場所に来る度に感じるのですが、まだ2歳と1歳なので引き出しが少ないように思えます。なのでまずは親が遊ぶ姿を見せています。
粘土をやりたそうにしていたので粘土をもらいました。
触っているだけでも楽しいので触ったり丸めたり穴を開けたりして粘土の感触を楽しんでいると、長女は粘土を一生懸命筒に入れていました。次女は粘土をちぎって並べたり、いろんな形にしてみてみて!まる!と見せてくれました。
スタッフが多く常駐されていて、スタッフの半分は星野リゾートの職員、半分は美大卒の職員だそうです。
子供たちはアトリエに入る時に名前をかかれたシールを貼るので、スタッフから名前で呼びかけてもらい、それが嬉しいようで一緒に楽しく製作をしていました。
そのうちにみてみてー!とスタッフにも話しかけて感想をもらい得意な様子でした。自分の子供がまったくの初対面の大人にこうやって接するのかと初めて知りました。
2時間ほど遊んだのでチェックインをして部屋でお昼寝をしようと一旦アトリエを出ます。
部屋はかなり広く、見晴らしもいいです。
ベッドが4台あるのもありがたいです。久しぶりに広く眠れました。
壁のホワイトボードと窓は備え付けのクレヨンで落書きができるのでずっと描いては消し、描いては消しを繰り返していました。普段あまり絵を描かないので驚きました。環境を整えると描くということがよくわかりました。
部屋は走り回ってもぶつかったり壊れやすい物が一切ないので走り回っていました。備え付けのコップもガラスではないので最悪割る心配もなかったです。
結局たっぷり昼寝をしてしまいアトリエがしまってしまいそうなのでバスで市内に出てご飯を食べて軽く観光をして戻ってきました。
翌日はアトリエが開いたのと同時にアトリエへ向かいました。
朝起きてからずっとアトリエにいきたい!アトリエにいきたい!と騒いでいたのでよっぽど楽しかったのかと思います。
昨日は初めての場所でおずおずとしていましたが、この日は一目散に目当てのところへ走って行きました。長子は砂絵、次子はフィギュアとマテリアルです。
今日も絵を描いたり
素材でお弁当を作ったり
これはケーキ
なかなかよくできている
これはレジンで固められた虫なのですが、こういう形にすると触って観察できるということがわかりました。
今度作ってみようと思います。
やはり2時間ほど全力で遊ぶと集中力も散漫になるようで、あちらこちらに置いてある本を読んでーと持ってきました。
絵本もありますが、画集や大人むけの雑誌も多く、パラパラとめくってこれなに?と話すスタイルです。
何冊か気に入った物があったので後日探してみようと思います。
こういった本との出会いがあるのもいいポイントでした。土についての本なんて積極的に調べないとわからないし、興味があることも気づきませんでした。
最後に長女が大好きな粘土をやっていたのですが、きのうとちがうーと言っていました。スタッフに聞くと土が毎日日替わりでこの日の土は少し硬くてもろいようでした。そこまで気付いて伝えてくることに驚きました。そういう気持ちで触ってみるとなるほど確かに違う、よく気づきました。
時間なので帰りましたがいつもなら帰ることを察してまた来る?と聞いて自分に折り合いをつける長女が、まだ帰りたくない!と大泣きしていました。そこまで楽しかったとは……ぜひまた来たいのですが、大阪⇄東京の新幹線移動がだいぶストレスだったので、今度は2泊以上して飛行機で来たいと思います。
今度は3歳以上は親と離れて製作をするプログラムがあるのでぜひ体験したいです。
インスタではわからなかったこと
大人がかなり真剣に子供の興味に付き合えます。我が子は何が好きでどういう遊びをするのか、大変参考になりました。
わたしも3時間つきっきりで一緒に制作していると脳疲労が激しかったです。
長女は
工作が好き
クレヨンより絵の具が好き
はみ出すほど大きく描くのが好き
工作も大きく作るのが好き
緻密な絵が描かれている本が好き
フィギュアや素材でごっこあそびをするのが好き
汚れや爪に砂が入ることを気にしない
知らない子がいるところに入って一緒に遊べる、譲れる、入ってきても構わない
次女は
絵を描くのが好き
細かく枠内に収めるのが好き
セロハンやステンドグラスなど透ける素材が好き
全くダメというわけではないが汚れが少し気になる
知らない人には近づかない
遊んでるところへ知らない子が来ると中断する
自分がおままごとをするのが好き
ケースに何かを詰めるのが好き
並べて眺めるのが好き
原色のある絵本が好き
成長の差もありますが、個性が出たなーと思います。
子供の新しい一面を知れたよき旅でした。
これを踏まえて家庭内の遊び方やおもちゃのラインナップ、創作に生かしていこうと思います。
費用
宿泊費(アトリエ代含む)65,00円
交通費 58,880円