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タイピングが早いと言われる

私は高校生のころ、親にパソコンを買ってもらい、自分でデスクトップパソコンを組み立ててセットアップして、すべての設定を一人でした。

今の時代は、ノートパソコンが主流だけど、当時はパソコンといえば大きい箱・何十万もするもの。

そんなパソコンに家族のなかでは、私しか興味がなかった。



私はパソコンに夢中になった。

幸い、情報という授業がありパソコンを習う機会があった。インターネットというやつに初めて出会い、知らない誰かと交流することを覚える。

ホームページや掲示板、チャット。

このチャットという魔物に取り憑かれて、私はタイピングが早くなったのは間違いない。

何時間もチャットをして、今では考えられないほど電話代が高くなって、怒られまくったのである。(電話のケーブルをつかってインターネットに繋いでいた時期があるのだ)


社会人になってパソコンを使う仕事と、ほとんど使わない仕事に就いた。

パソコンを使う仕事は、デスクワークや事務ばかりで、一日中使うことが多い。視力も悪くなるし、午後は眠たい。暇になったらネットをしちゃう。

いっぽう、パソコンを使わない仕事は主に接客など体を動かす仕事である。一日中、立ち仕事でつねに動いている。その代わり立っているので、姿勢がよくなる。

パソコンを使う仕事と使わない仕事を交互にやっているので、面接や面談でかならず聞かれるパソコンスキルは謙遜している。

イラレもフォトショも、ワードもエクセルもパワポもアクセスもどれも中途半端で、どれか一つだけ詳しいというものがないのだ。


しかし、タイピングが早い=パソコンができると思われがちであることに気づいた。


「ピポットテーブル組めますか?」「この表を見やすくしたいんですけど、どうしたらいいですか?」という質問をよくされる。

できないけど、調べたらできそうだし、暇な職場ならそれについて勉強ができる。調べたことはできるようになるのが、少しおもしろい。

夢中で調べたことは、いつかできるようになる。



ちなみに、このサイトでは「Good」だった。Goodより上があるらしい。

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ナナメドリ
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