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デレステ『モラトリアム』の感想 「ダメ人間でも、いいよ」
2年ぶりにデレステを開いてみたら、たまたまタイミングよく担当のイベントが開催されるとのことで、急遽イベント走ってました。所謂復帰勢というやつ。音ゲー自体久しぶりで指がつりそうになった。
私は夢見りあむ担当で、改めて言うが今回のイベントは本当に何も知らなかった。ただふと久しぶりにデレステをやりたくなって開いてみたらイベントの予告があった、という奇跡。しかもユニット相手はあの双葉杏。雰囲気からしてもう好みドンピシャの予感がしていた。
ここからは「モラトリアム」楽曲やコミュの感想を書いていく。色々ネタバレ注意です。
「モラトリアム」を初めて聴いた時の衝撃と言ったら、「UNIQU3 VOICES!!!」を初めて聴いた時と同じくらい、いや、それ以上だった。
「UNIQU3 VOICES!!!」は念願の#UNICUS(ユニ募)の楽曲で、我々P達の期待を大きく超えた個性溢れる、まさにこれが#UNICUS!と言える素晴らしい曲だった。
対して、夢見りあむと双葉杏のユニット曲となれば、想像するのはうりゃおいのうんCALL…と、まさにコミュでりあむが言っていたようなものだった。
そんな中発表されたのは、チルくてエモくて、それでいてゆるい…「ダメ人間でも、いいよ」と全てを許してくれる彼女達を体現した曲。良い…良すぎる…。良い意味で想像の斜め上を行って「正解」を叩き出した公式に頭が上がらない。
あんずのうたとかOTAHENアンセムだったりの、所謂"強烈"な曲の印象が強くてつい忘れるが、そもそもこの2人の本質の共通点として「働きたくない」「楽に人生してたい」といった「脱力感」だ。
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この杏家でまさに「脱力」している2人は魅力そのものでしかない。自称「ダメ人間」と称するこの2人だからこそ出せる、唯一無二のゆったりとした空気感。
勿論、思いっきり叫んだり、theアイドルしたり、そういった個性に富んだ姿も魅力的だし大好きだ。その中で突然、彼女達の自由でゆるい生き方を表現する曲を出されると、オタクという生き物はそのギャップで軽率に昇天する。例えるなら杏のソロ曲「スローライフ・ファンタジー」とかね。
ギャップと言えば、今回のりあむの歌い方が曲に合わせてハスキーに、囁くような歌い方になっていたのがとても好きだ。担当としてりあむの新しい一面を見れたことが非常に嬉しいと共に、星希成奏さんの歌唱力の高さにひたすら感動していた。
「世界の中心が私なら許してねデイドリーム
叶えてよ…お願い」
モラトリアムで一番好きな歌詞。夢見りあむと双葉杏を体現したような言葉で凄く良い。
りあむと杏はこれからもずっとこの自由なペースでアイドルを続けてほしいし、これからも2人で仲良く餃子パーティーを開いてほしい…と思っていた矢先にまさかのエンディングで、週末に杏の家に入り浸るりあむが公式で描写されるという俺得過ぎる展開に。
ありがとう、リアンコリック…永遠なれ…。
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この海辺スチル最高すぎて現在のホーム画面です。
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「人生ずっとモラトリアム。焦らずゆっくりでいいから、楽しいことや好きなもの、ときめきを探していくんだ。
ほら……プロデューサーも杏たちと同じペースで。いこっ♪」