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アメリカ人と日本人のミスに対するアプローチについて考えた話
「ミス」とは、誰だろうが、天才だろうが、なにジンだろうが、どんな組織だろうが、否応なく発生する可能性を孕んだものですよね。
私が今日仕事中に感じた、ミスに対するアメリカ人と日本人のアプローチの違いについて少しお話ししたいと思います。
私の業種ではよくある、設計のミスがそのまま製作(工場)、据付(工事)まで流れ、プロダクトの本稼動が始まった途端、問題が発覚するというもの。
ローカルメンバー(アメリカ人)は、ミスが発生すると途端に稼動スピードが上がる。(いつもそれくらいの早さで動いて欲しいものだ)対策を決定し、それが決まりさえすれば、その対策実施に向かって一直線といった感じ。起こったことに対する反応速度は早い。
日本人駐在員達はどちらかというと、まずはミスが起きないように石橋を叩きまくる。目を皿にしてチェックする。ミスが発生したら、まずは何故発生したのか原因を追及する。そして、再発しないようにするにはどうしたらいいか考える。その代わり、初動は遅い気がする。
アメリカ人が「目の前のこと」重視なのと、日本人が「あとのこと」に重点を置いている感じがするな〜と、今日のそのミスに対する対策Mtg中にふと
思いました。
これってもしや給料が週払いのアメリカだからこそ、こういう目の前の短距離的な思考が得意、反対に、日本人は穀物を蓄える/災害に備えて食糧を蓄える、的な長距離的な思考が得意、とかあるのかな〜。
問題が明確になる前に芽を潰す。問題が発覚したら素早く動く。
どちらもいい塩梅に出来たらいいんですけどね。
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