無償コンテンツはやめるべきです。
(※この記事は 2019/07/17の再掲載です)
こんばんは、七草堂ひろきちです。
今日は
「無償コンテンツは早めに止めて、有料にシフトしてゆきましょう」というお話。です。
昨今、僕が良く遊びに行くVRCHATのアバターや小物でも、無料配布の是非を問う議論が、交わされていました。無料と言ってもどれも、決してレベルの低いものではありません。
「いや、自信がないので無料で」と無料提供派の人が言うと、
「無料は、有料で売っている側の価値を棄損する!」と有料派が反発したりと、論争は続いています。
僕の結論から言いますと、「有料化すべきだ。」と、思っています。
すぐにとは、言いません。しかし、なるべく早めにです。
これは、僕は結構昔から言っていたことでした。
その理由としては、様々なものがありますが、まぁ「価値の棄損」の心配は
あんまり無いかなと思います。
例えばゲームでも、フリーで素晴らしいものが一杯ありますが、
「だからゲームを無料にしろ!安くしろ!」とはならないし、そう言っている人間が居たら、その人はちょっとマトモじゃないなと、思われるのが普通というものです。
それに、その人の作るものは、その人しか作れない、いわば独占市場品でもあり、その人の作品が欲しいなら、その人の決めた対価を払うのは当然のことでしょう。価格を上げるも下げるも、その人の気分一つであり、
その人が安く売らねば価値の棄損にはならないのではないかと思います。
余談ですが、同人ゲームも安売りが主流の中で、
僕は逆にSUPER117という作品を去年100円ほど値上げしました。
自分で言うのもなんですが、過去作を逆に値上げなんかしたことがあるのは
ダウンロード同人の中でも僕くらいでしょうね。
(もちろん、確とした理由説明と、告知を十分に行っての行動です。)
ちょっと話がそれましたが、僕の有償を推す理由は実はそれではなく、
「別格の金銭的な感覚が身につく」という所にあります。
「なんだ、金銭感覚なんて小学生じゃなし、誰でも普通に持っているだろ。」そう、言いたくなる人も多いでしょうが、実はそう単純なものではありません。
多くの人は、
「決まったところから、決まった額だけを、決まった日に貰った。」こと以外は、ないとは言いませんが少ないのではないでしょうか?
それは、当然です多くの人は「親から」「バイト先から」「会社から」
、もらっていたわけです。それらはつまり「勤め人」という飼われた立場での収入であり、それが世間でいう「普通の金銭の感覚」なのです。
当然この場合は、「決まっている収入から、引き算で考える」引き算の金銭感覚です。
しかし、自分でコンテンツを作り、自分で設定し、自分で市場に売り出す。これはすでに、いままでの金銭感覚からいうものとは「別格」なのです。これは、「決まっているものからの引き算」ではなく、
自分の裁量次第で無限に収入を広げることができる
「足し算」の可能性を感じさせる金銭感覚になります。
そして、これらには当然「サポートなど責任感」「納税」「今後の展開」等々、様々なものが、貴方の頭に巡ってくるはずです。
そして、その重さと同時に、貴方は不思議な充実感を得るハズだからです。
しかし、無償コンテンツをずっと続ければ、その責任感は
「お金を取ってないから」という対価を得ないことの免罪符によって、
根本からプレッシャーを感じることはありません。
対価を得た貴方の頭の中にあるその感覚。
それはまさに「経営者」の感覚そのものです。
勤め人として得るそれとは、別格でないわけがないのです。
お金を得るということは、0から1にするという所が一番大変です。
しかし一たび収入を得ることができれば1から2に増やしてゆくことは、
上記の最初の段階に比べれば果てしなく難易度は低くなります。
同じように、コンテンツ数を増やしてゆけば良いのです。
そして、得た金額を再びコンテンツを増やすことに使用し、
さらなる収益を求めることができます。これはまさに投資であり、経営そのものです。
前回の記事「令和は好きなことが生活を助ける時代になります」で、僕が強く言ったことですが、
ホワイトカラーは、AIや70歳定年を恐れた企業によるリストラの追い出し。底辺労働者は十二分な賃金を与えられず「生かさず殺さず」で働かされる蟻地獄、
年金は70歳以上になり、それをニンジンとして鼻づらにぶら下げられ
「死ぬまではたらけ」と働かされるわけです。
しかし、自分でコンテンツを作り、そこで経験を積み、収益や数を重ねて行ければ、
その地獄から貴方を助けることになるのです。
また、僕のように、資金が貯まれば脱出を試みるチャンスも作ることができます。
「コンテンツを作り、収益を上げられる。」
これは、これからの時代誰もが羨む、貴方の持つ特殊能力そのものです!
しかしその能力は、経験でしか成長しません。
失敗や苦悩と合わせて、早めに磨き始めることを僕はお勧めします。
しかし、なぜ僕が「すぐに」と言わないかと言うと、無料には宣伝効果があるからです。そして、その宣伝効果は実は、かなり強力でバカにならないものがあります。
僕も最初は無料ゲームから始めました。無料ゆえに雑誌にもご紹介いただけました。
とはいえ、僕の場合は宣伝目的では無く、単に「未完成だけど、早く発表したかった!」という話だったのですが、結果的にそのフリーから、
知っていただけた人は多かったのです。
しかし、それでも可能な限り早く次のステップに進むべきだと思います。
何故かというと、繰り返しになりますが無料と有料には、まったく別の次元の大きな意味の差があるからです。
貴方の作品にお金を出したいというファンは多く居ます。
人間は、実は好きなものにお金を使いたいのです。
貴方が無料で作る作品が、無料だからと放置されるくらいなら、
やる気になるなら、有料でも、その分頑張れて早く出るなら買いたいものなのです。
少々、今回は僕の偏見が過ぎているかもしれませんが、
常日ごろ思うことをあえて書いてみましたが、皆さんの目にはどう映ったでしょうか・・・。
いつも、僕のブログ?を読んで頂きありがとうございます。
専業になって僕は、1週間が過ぎました。毎日が勉強と今までにないプレッシャーと戦っています。そんな僕の感じている日々の事で、専業を目指している人、僕と同じように頑張っている人に、これからも少しでも**有益と思える情報など発信しますので、参考になれば幸いです。
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