
画像生成AIでポーズ指定やってみた!
ControlNet(以下コントロールネット)でポーズ指定をテストしてみよう!の回です。
使用しているAIツールはTensor,Artです。
無料でも使えるし、webで操作できるので、重宝しています。
今までコントロールネットで、reference onlyしか使ったことがなかったので、今回はUnionを使ってみたいと思います。
走る男の子の画像をもとに前処理を行います。
男の子の画像もAIでテキストから画像生成したものになります。
いくつかありますが、今回は3つ試してみたいと思います。
Ⅰ.openpose(棒人間)
Ⅱ.lineart_anime(線画)
Ⅲ.depth_midas(白い影)
手順です。
①画像を添付
②前処理を選択:openpose
いくつかありますが、今回はシンプルな棒人間を選択
③確認ボタン

④プロンプト入力
1girl, brown hair, brown eyes,run, fullbody
(女の子、茶髪、茶色い目、走る、全身)
⑤生成

どうでしょうか?
男の子の画像のポーズとは手が若干違いますが、棒人間の方に一致してますね。
前処理の方法を変えてみます。
次はⅡ.lineart_anime で試してみます。
線画ですね。

プロンプト等は先ほどと同様です。
いきますよー
どん!

男の子になっちゃいました笑
プロンプトで「女の子」って指定しても、
線画の方が男の子だからでしょうか。
走るポーズはポーズ指定通りで
茶髪、茶色い目はプロンプトが反映されました。
次、 Ⅲ.depth_midasを試します。
白い影みたいなかんじですね。

はい、ドン!

こちらもⅡ. lineart_anime同様、男の子ですね。
影なので、ざっくり反映されると思ってたので予想外でした。
絵の雰囲気は好きです。笑
まとめです。
Tensor,ArtのControlNetのUnion機能は
Ⅰ.openpose(棒人間) →ポーズ指定〇、プロンプト〇
Ⅱ.lineart_anime(線画)→ポーズ指定〇、プロンプト△
Ⅲ.depth_midas(白い影)→ポーズ指定〇プロンプト△
性別・髪型・服装が変わるならⅠ.openpose(棒人間)、
髪型、服装なども忠実に再現したい場合はⅡ.lineart_anime(線画)が良さそうです。
今回はⅡ.lineart_anime(線画)とⅢ.depth_midas(白い影)の違いがあまりでなかったので、また次の機会に試してみたいと思います。
以上です。
最後まで見ていただき、ありがとうございました。