本当の自分。
2020年。22歳になる年。
私はいつからこんなに卑屈な性格になったのか。
いつからこんなに素直じゃなくなったのか。
天邪鬼になったのか。
思ったことを言葉にできなくなったのか。
考え出したらキリがない。
あまり覚えてはないけれど、
私は元々、人前に立ったり、目立ったり、仕切ったり
そういったことが好きだったはず。
保育園では先生や友達のお母さん達から
「ななちゃんはしっかりしてる」
「ななちゃんに聞けば教えてくれる」
そんな感じだった気がする。
小学校でもクラスの代表をしたり
運動会の司会をしたり。
とにかく人前に立つことが好きだった。
中学入学のタイミングで転機は訪れた。
私は両親の都合で自宅から3駅離れた
小学校に通っていた。
中学入学のタイミングで地元の中学校に行くことになった。
友達が1人としていない中学校。
思春期真っ盛りの私にはただただキツかった。苦痛だった。
そりゃ、根暗になるわ。そりゃそうだ。
私が思春期ってことは、
周りも思春期。
自分達の領域に突然知らない人が現れたら話しかけれないよ。
私もそうだった。
突然入っても話しかけれない。
3年間の間に友達もできて、親友と呼べる人もできて。
根暗にはなったものの、私にとっては
長くて
しんどくて
楽しくて
幸せで
言葉だけでは言い表せない時間になった。
様々な条件が重なってしまって
卑屈で天邪鬼な性格になってしまった。
そう、全て事故。
それでも
そんな私を受け入れてくれて
粘り強く話を聞き出そうとしてくれて
いつでも私の味方でいてくれて
卑屈になるくらい
天邪鬼になるくらい
自信のない性格の私に自信を与えてくれた。
それが彼氏の存在。
もしかしたら、それは彼氏ではなかったかもしれない。
親だったかもしれないし、恩師だったかもしれない。
ここまでの一切まとまりのない文章。
それでも言いたいことは
私は私でよかった。後悔なんてしていない。
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