生と死のはざまで…天国へ行く途中の友人へ② 昨日の続き
昨日の文を読んでくれた人の中には、「そんなの本人の思い込みだろ」「こじつけ」や「信じられない」と思う人が多いとう。 でも、今年の1月からの不思議な偶然の連鎖は何なんだろう???と思えて仕方がない。
そのことについても聞いてほしい。
昨年の秋、私はあるセミナーの申し込みを行い、12月からZOOMで講義を受けていた。その中でも1月の二つの講座を特に聴きたいと思っていた。
一つ目は1月上旬。人が亡くなっても、歌は思い出を連れてきてくれる。 癌で死にゆく知人の病院のベッドサイドで、知人の好きな音楽の数々を講師が聴かせてあげた話や、亡くなった後、『故人の思い入れのある歌』を聴くことは、その人を偲び、それが供養になる。だから、『人生最期に聴きたい曲』を、聞ける時に聞いておくのは大事、ということを教えてもらった。
その1週間後に友人が末期癌で危ないらしいという連絡を受けた。
そしてその1週間後に二つ目の講義。それは、末期癌の方の入所するホスピスの音楽療法士の話だった。
実際に入所している患者さんが心から好きな歌を、演奏して共に歌い、満足げにしている姿を動画で見させていただいた。その数日後にその方は亡くなったと聞いたが、きっと天国へ行く心の準備が穏やかにできたのだろうと思えた。
「曲のリクエストを受けていても、間に合わないで亡くなられることもある」との音楽療法士の言葉が妙に引っ掛かり、翌日友人に最初で最後のLineを送ったのだった。
「辛い時に聴きたい応援ソングは何?」と。
最初で最後のLineの返信があり、その返事は私のもとに届き… 思った通りの答えで、職場のトイレで泣いた。
その翌日に彼は亡くなってしまったから、直感に従ってよかったのだと思った。
お別れの会もあったが、本物の亡骸に会うのが嫌で、行かずに家で大好きな讃美歌を弾きながら歌った。
その時録音した音源も、聞き返した時急にボリュームが上がり、あぁまただ、と思った。ボリュームが上がったのは、初めて聞き返した時1回だけだった。
それから不思議なことの連続で。
だから、ZOOMで歌を届ける仕事をいつかやるんだろうな。それがかなえたい夢。
病気で外出できない人や、コロナで接触が心配な人、介護でストレスためてる人など。
うまく歌わなくていいんだよ。自分が一番喜べる歌を、歌いたいキーで歌ってほしい。(キーボードはピアノと違って、移調ボタンを押せば簡単に高さを変えられるのだ!)
こうして、noteで言い続けていれば、いつか夢は叶う!
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