【女子バスケ】日本代表8%の挑戦【パリ五輪】
7/27からパリ五輪でバスケットボールが始まります！！！
楽しみな気持ちを抑えきれないのでこうやってnoteに自分の考えを書いていきます！
このnoteでは”普段女子バスケを見ない方でもパリ五輪をより楽しんでもらうこと”を目的として女子日本代表を中心に自分なりにまとめていきたいと思います！
文章の校正をせずに自分が書きたいことをそのまま書いて出すので読みづらかったらすみません！
それではよろしくお願いします！
女子日本代表は「走り勝つシューター軍団」
女子日本代表のHCである恩塚亨は「走り勝つシューター軍団」というキャッチで日本チームのことを表現しています。
女子バスケファンである自分がなるべく短い言葉で女子日本代表のことを説明するとしたら、、、
常に2ガードでコート上のつまづきを回避
ドライブ、パス、3ptをみんなができる
ゲームを作るのはガード。特にPG。
相手ディフェンスに左右される味方オフェンス
「空いたら打つ！」から3ptの試投本数は相手によって莫大な数に！
ポジション固定で選手の負担軽減
足を使ったローテーションディフェンス
プレッシャーディフェンスでエントリーに時間をかけさせる＆早い展開にもっていく
タイムシェアしてみんなで勝つ
です！この3年間恩塚JAPANを見続けたので解像度は相当高いと思います。
よくわかんないところは直接聞いてみてください！
史上最強の女子日本代表12名
男子日本代表は全盛期の八村塁や渡邊雄太、富樫、比江島、若手の河村、富永などタレントが揃っていて、かつトム・ホーバスがHCをしていることからよくメディアでは「史上最強」と言われています。自分も文句なしで歴代の日本代表でダントツで強いのではないかと思っています。
一方で女子日本代表は「歴代最強」とは言われていません。しかし普段から女子バスケを日課のように見ている自分からすれば今回のパリ五輪に選ばれた12名は歴代最強の12名だと思っています。
リオ五輪あたりも良いメンバーだったが、バスケは常に進化しているため昔よりも今の方が単純に強い＆うまいのがあたりまえ
銀メダルをとった東京オリンピックと9名同じメンバー。他3名のうち2名は3×3で東京オリンピックに出場しているエリート。
今回出場する選手のうちほとんどの選手が東京の時よりも今回の方が全盛期に近い（12名中8名前後が全盛期）
主に上記の理由から今回選ばれた選手達は歴代最強の12名なんじゃないかと思っています。しかしだからといって歴代最強のチームというわけではありません。
歴代最強のチームを証明するのが今回のパリオリンピックなのです。
ということで選手12名のことを見ていきましょう。
どんな選手がいるかどうかを知ってるだけでも観戦が楽しくなると思います！
全選手のことを好きすぎて書きすぎてしまいそうですがなるべくコンパクトに抑えて書いていきたいと思います。
PG 宮崎早織(#32)、町田瑠唯(#13)、吉田亜沙美(#12)
SG 山本麻衣(#32)、本橋菜子(#15)
SF 林咲希(#27)、東藤なな子(#75)
PF 馬瓜ステファニー(#3)、赤穂ひまわり(#88)、宮澤夕貴(#52)
C 髙田真希(#8)、馬瓜エブリン(#30)
※ポジションは最も多く使われる可能性の高いポジションで書いてます。宮崎が2番、東藤が2番、ひまわりが3番、エブリンが4番の時間帯もあるかもしれません。それ以外は基本的にないと思ってください。
スタメン予想
PG 宮崎早織
SG 山本麻衣
SF 林咲希
PF 馬瓜ステファニー
C 髙田真希
ここ何か月かず～っと一緒のスターティング5。
パリ五輪のスタメンもこの5名だと予想してます。
個人的には町田、ひまわりをスタメンにした方が安定するしバランスもいいのではと思っていて、更に宮崎、ステはベンチから出てきたらペースを変えるいいきっかけになれる選手だとも思っているのですが、強化試合で一度も試さなかったのでそんな危ない橋は渡らないのかなという予想をしています。
世界一のスピードスター 宮崎早織(#32)
【ここに注目】スピード、4QやOTの体力
【似てるNBA選手】ディアロン・フォックス（スピード）
身長167cmでスピードを生かしたプレーが得意なPG
オリンピックを決める大会である2月のOQTでは大大大活躍でした！
とりあえず格上であるカナダとの試合のハイライトを見てきてください！
宮崎早織なしではパリ五輪に出場することができなかったのではと思えるような活躍でした！
恐らくスタートのPGとして出場するのでスピードを活かしてかき乱してほしいです！
赤ちゃんでもわかる凄さ。天才PG 町田瑠唯(#13)
【ここに注目】芸術的なプレーメイク、オンボールディフェンス
【似てるNBA選手】クリス・ポール（天才PG）
身長162cmで正確なパスを供給するPG
東京オリンピックでは五輪の記録である18アシストをしています
町田瑠唯の凄さは赤ちゃんでもわかるレベルなので普段女子バスケを見慣れていない人には最もおススメできる選手です。
普段NBAを見ているような人にも余裕でおススメできます。
視野が広い
みんなの一歩先の世界を見ている
パスが正確で胸にドンピシャでくる
ハンドリングがうまくてボールをとられる気がしない
カオス状態でもどうにかチームのショットを作ってくれる
「どうやって通したの？」ってパスもしちゃう
判断がいい
ドライブ結構速い
ここ最近シュートも頑張ってる
etc…
PGとしての町田瑠唯のことはいくらでも褒められるので、とりあえず#13に注目して見てほしいです！
プレーメイクだけではなくディフェンスも上手で、特にオンボールディフェンスはWリーグのPGの中でも屈指の実力だと思います！（個人的にはトップだと思ってます）
レジェンドファンタジスタ 吉田亜沙美(#12)
【ここに注目】大事な大事な数分間、ベンチワーク
身長165cmで36歳、一度引退してカムバックしたPG
2月のOQTが終わった時にキャプテンの林さんは吉田亜沙美さんの存在の大きさについて言及していました。
36歳でリオ五輪にも出場し、ENEOSで何度も優勝していて、HCである恩塚亨と最もコミュニケーションがとれる吉田亜沙美さんがチームにもたらす影響は想像がつかないくらい大きいのかもしれません。
良いPGの条件は”全てのパスにメッセージがこもっていること”だと自分は思っています。一流ではないPGは何の意図もないパスを多くします。
吉田亜沙美さんはそういう意味では物凄く強いメッセージのこもったパスをする選手です。
町田瑠唯さんとよく比べられていて似た部分もありますが個人的にはバスケの考え方は真逆かなと感じています。
試合を見ていると時にボールを止めてしまう場面もありますがそういう時は明らかに味方に何かを指示しています。
なんの考えもなしにプレーをすることのない選手だなと、復帰してからの吉田亜沙美さんを見ていて感じます。
PGは基本的に宮崎と町田で多くの時間をまわして、吉田亜沙美さんが出場するのは1試合で数分間になると思います。その数分間をしっかり繋いで頑張ってもらいましょう！
世界一得点をとるのがうまい160cm台の女子バスケ選手 山本麻衣(#23)
【ここに注目】プルアップ3、得点
オリンピックを決めるOQTでは超高効率でシュートを決め続けて大会MVPを獲得しました！
大会直前に同じポジションでスタメンをはる予定だった星杏璃さんが大怪我をおった影響でプレータイムもダントツでしたが、大活躍をして日本をパリに導いてくれました！
身長160cm台の選手
ボースハンドの選手
日本の選手
それぞれのくくりの中で一番得点をとるのが上手だと思います。
ディープ3、プルアップジャンパー、ピックプレー、ペイント内でのフィニッシュ、ドライブスキル、どれをとっても素晴らしくて見ていて楽しい選手です！
ファンバイアスがある程度かかっているかもしれませんが普通にWNBAクラスだと思ってます。（活躍できるかはわからないが出場はできるレベル）
恩塚JAPANはSG/SFの得点が超大事なので山本麻衣さんの活躍なしでは日本の躍進はあり得ません！
期待してます！！！
間違ったことをしない。 本橋菜子(#15)
【ここに注目】全部。オフボール
身長164cmでIQの高いPG
「天才町田瑠唯よりも判断力が上」とトム・ホーバスに言わしめた選手です！
恩塚JAPANではSGとしてどちらかというとオフボールでのC&Sだったり、セカンダリーハンドラーになったりする場面が多いのがホーバスJAPANでの使われ方と違うところ。
本橋さんは戦術理解度が高いため基本的に間違ったことをしません。
同じSGのポジションにエースである山本麻衣がいるのでプレータイムは限られてきますが、むしろ本橋さんの時間帯が楽しみな女子バスケファンも大勢いるくらいには”良さ”があります！
良い動画だったのでシェアします！
日本の要。恩塚JAPANの要 林咲希
【ここに注目】C&Sの3pt、オフボールでの走り
【似てるNBA選手】全盛期クレイ・トンプソン、ダンカンロビンソン
身長173cmのピュアシューター、SF。
林さんは何度も何度も日本を救った日本一のシューターです。
林さんのシューターとしての凄いところはオフボールで動き回ってシュートの機会を創出するのがとてつもなく上手なところです。
大事な試合、大事なタイミングでのシュートは外す気がしないので、ワイドオープンで林さんがボールを持った瞬間、確定演出だと思って入る前から喜んじゃいます。
日本の歴史を変えた東京オリンピック、準々決勝のベルギー戦ラストで決めた決勝3pt。「あれがたまたま入ったから銀メダル取れたんでしょ」と嫌味を言う人が時々いますが、そういう人には「いいえ違います。林さんなので外しません」と言い返したいです！テレビで見ていて正直外す気がしませんでした。林さんの3ptシュートにはそのくらいの信頼があります。
林さんのシュートで一番好きなのはいつかのベルギー戦、この動画の1:34あたり。
速攻でパスを受けて、くるっとまわって3ptラインまで下がってわざわざ3ptを打った林さん。
この変態シュートが一番好きです。
パリでの活躍も期待してます！
チームの潤滑油。ベストディフェンダー 東藤なな子
【ここに注目】ディフェンス、カッコいいドライブ、スペースを空けるカッティング
【似てるNBA選手】ドリュー・ホリデー
身長175cm、東京オリンピックに続き今回も最年少、SFの東藤なな子。
2021年、当時20歳で東京オリンピックのメンバーに選ばれてからは順風満帆な日本代表活動でしたが、2月のOQTではメンバーから外れて初めてといっていいほどの大きな挫折を経験しました。
そんな中、6月に行われた地元北海道でのオーストラリアとの強化試合で活躍したことで12名のメンバーに残ることができました。
その時の大号泣の素敵なインタビューがこちら（絶対に見て！！！）
地元北海道での代表戦を終え、東藤の目には涙。
— バスケットボール日本代表 (@JAPAN_JBA) June 21, 2024
📡バスケットLIVEで見逃し視聴
▶︎https://t.co/wKNuWuZAgO#AkatsukiJapan #三井不動産カップ2024 pic.twitter.com/lp8Wu5tJkR
東藤なな子さんは2023-24シーズン、Wリーグのベストディフェンダーに選ばれているようにディフェンスが持ち味の選手です。
東京オリンピックの時もトムさんにディフェンスを買われて、2023年のアジアカップ、アジア大会でも主にディフェンダーとして起用されていました。
オンボール、オフボール、ヘルプ、ローテーション、ファウルのタイミング等もろもろ含めても世界屈指のディフェンダーだと自分は思います。
とりあえず東藤なな子さんがコートに出たらまずはディフェンスに注目してほしいです！
ドライブと気の利くカッティングも東藤なな子さんの持ち味です！
スピードは宮崎町田山本あたりと比べると決して速いわけではないですが、ドライブのタイミングやディフェンスのかわしかたはとてもカッコよくて持ち味なので1試合に1回以上は期待したいです！
世界の突破力 馬瓜ステファニー
【ここに注目】FTをもらうプレー、ポストアップ
身長182cm、PF
パリ五輪で最も小さいチームである日本ですが意外とポストアップを戦術の中に取り入れています。
日本の中でポストアップからの得点が得意な選手こそがステファニーです。
エブリンと同様、馬瓜姉妹は体が強いためアタックをしてFTをもらうプレーがものすごく上手いです。
馬瓜姉妹に注目！！！
超絶キーマン。攻守の大黒柱 赤穂ひまわり
【ここに注目】オフェンスリバウンド
【似てるNBA選手】デニス・ロッドマン（リバウンド）
身長184cm、なんでもできる器用なSF/PF
直前のベルギーとの強化試合でひまわりが欠場した時に多くの女子バスケファンが「終わった…」と一瞬考えてしまうくらいにはひまわりの存在はドデカいです。（欠場の理由は不明。その後の練習試合には出場していたので本選は大丈夫だと信じたい）
町田瑠唯さんや東藤なな子さんのディフェンスを褒めてきましたがディフェンスのユーティリティ性（汎用性）でいったら日本でNo.1はひまわりです。
1～4番を守れるディフェンス力は唯一無二です。
またオフェンスでも本当になんでもできる選手で、誰がHCでも5人の中に一人は入れておきたい選手だと思います！
町田瑠唯さんみたいなマジックは持ってないし、山本麻衣さんみたいにわかりやすく得点をとるわけでもないし、林さんみたいにシステムの根幹なわけでもないけど、ひまわりがいなくなると日本の全ての項目で戦力ダウンするので日本代表の中でもトップクラスに重要な選手だと思ってます！
（女子バスケファンの総意だと思う）
バスケの神様マイケルジョーダンの元チームメイトで史上最高のリバウンダーであるデニスロッドマンという選手がいるのですが、彼を彷彿とさせるようなひまわりのセンスのいいオフェンスリバウンドが超カッコいいで是非注目してみてください！
秘密兵器。MVP。三井寿。 宮澤夕貴(#52)
【ここに注目】C&Sの3pt
【似てるNBA選手】マイケル・ポータージュニア（高身長シューター）
身長183cm、PF
今のWリーグ、No.1プレイヤーは宮澤夕貴さんかもしれません。
2023-24シーズン、
ほぼシーズンMVPクラス
リーグ優勝
プレーオフMVP
と1年間ハイパフォーマンスで安定した活躍をしてきました。
しかし恩塚JAPANではチームの戦術上、数分しか出番がないほどプレータイムが限られています。
PFの序列も3番手、エブリンを入れると下手したら4番手かもしれません。
しかし、逆に考えると日本のNo.1プレイヤーになりえる存在がベンチに控えているという頼もしさもあります。
三井寿のような活躍に期待してます！
経験豊富なストレッチ5 髙田真希(#8)
【ここに注目】賢いポストディフェンス
【似てるNBA選手】ブルック・ロペス（ストレッチ5）
身長185cm、今年35歳になるC
Wリーグ2023-24シーズン、最も高確率で3ptを決めたのがセンターである髙田真希さんです。（元々はそもそも打ってすらいなかった。）
男子の比江島しかり、髙田さんしかり、30歳超えてからシュート力が向上するのって異常だと思うのですが流石一流の選手ですね。
髙田さんは説明不要なほど有名な選手ですが、一つ凄いところをあげるとしたら自分よりも10cm以上大きい選手を守る時のポストディフェンスです。
身長が高いわけではない、体重が重いわけでもない、筋肉ムキムキなわけでもない。それでも体の当て方などの技術でゴール下のピンチを乗り越えるのは見応えたっぷりなので是非注目してみてください！
最安定選手No.1 馬瓜エブリン(#30)
【ここに注目】得点の安定感、手数の多いディフェンス
身長180cm、1年休んでから復帰したPF/C
いま日本代表選手の中で最も安定して得点をとれるのがエブリンだと思います。
東京オリンピックから最も成長したのもエブリンだと思います。
復帰してからのエブリンはプレーが洗練されていて、簡単に得点をとっているように見えます。そのため、山本麻衣ちゃんや林さんなど得点をとる選手は他にもいますがどの試合でも安定して活躍できるのがエブリンかなと感じます。
また180cmと小柄ながらセンターを守れるほどの体の強さとディフェンスのスキルがあるので、大きな相手を守るところも見所の一つです。
バスケオタク 恩塚亨HC
恩塚さんのことを一言で表すと”バスケオタク”です。
著書である『恩塚メソッド』に恩塚JAPANでやりたいことのほとんどが書いてあるのですが、どうやったら勝てるのかを突き詰めまくった結果が今の日本代表なのかなと感じました。
今の日本代表は恩塚亨の成長ストーリーとずっと言い続けているのでパリ五輪も見守りたいです。
【現在地】日本代表はベスト4を目指すチーム
東京オリンピックで銀メダルをとった関係でパリ五輪では金メダルを目標に掲げざるをえない日本ですが現実は「ベスト4を目指すチーム」だと思っています。
最新のパワーランキングでも9位と中々に厳しい評価を受けています。
自分としては日本は6位～8位くらいの強さかなと思っているので想像以上に低くて驚きました。
しかし低く見られている理由もわかります。
日本は考えうる限り最悪のグループに。【死の組】
今まで散々サッカーでもバスケでも「死の組」というワードを聞いてきましたが、今回の女子日本代表が入ったグループCは日本にとって最悪な正真正銘の「死の組」です。
パリ五輪のグループステージのシステムを簡単におさらいすると、、、
3つのグループステージに4か国が分かれる
各グループの「上位2か国」は決勝トーナメントに進出
各グループ3位の3チームのうち、「得失点差で上位の2か国」も決勝トーナメントへ
各グループ4位の3チーム＋3位の1か国はここで「敗退」
主に下記の理由から日本にとっては最悪なグループとなっています。
世界一強い国"アメリカ"と、世界で2番目くらいに強い国"ベルギー"と同じグループ
大差で勝てそうな国が一つもない（他グループには1か国ずついる）
グループステージ突破に得失点差が関わってくる
あまりネガティブなことを書きたくないのですが自分の肌感としては、日本がベルギーやアメリカに勝てる可能性は10%以下だと思っています。。。
そのくらいベルギーもアメリカも強すぎます。
せめてグループ突破のために3位狙いをしたいのですがドイツも結構強くて、70%くらいの確率で勝てると思っているのですが大差で勝てるイメージは沸かず…
そうするとナイジェリアやプエルトリコなど数十点差で勝てそうなチームがいるグループAやグループBの3位と比べるととてつもなく不利になってきます。。。。。。。。。。。。
【超大事】日本はナイジェリアとプエルトリコを応援しよう！
理想は「日本が2勝以上して自力でグループを突破すること」です。
しかし全てが理想通りにいくとも限りません。
日本が3位以内でグループを突破するためにナイジェリアとプエルトリコの頑張りがめちゃくちゃ大事になってきます。
この2か国が大差で負けなければ日本が決勝トーナメントに進出できる可能性がグッと上がります！
日本を応援している人はナイジェリアとプエルトリコも一緒に応援しましょう！
よくやるプレー
（時間がないのではしょります）
（本当はクリップをはってよくやるプレーを覚えてもらおうとしてました）
（ポストの使い方、ピストルアクション、その他セットプレー、ディフェンスのローテーション、ゴール下の守り方など、、、）
とりあえず2つだけ貼っておきます。
日本代表が3試合の中で絶対にやるプレーです！
日本代表がよくやるゴーストスクリーンからの3pt pic.twitter.com/iBtYKY2zkM
— 17グラム (@DmondG23) July 5, 2024
スペインピック綺麗に決まると気持ちいい🌊🐰 https://t.co/xMxRyuvuGK
— 17グラム (@DmondG23) March 10, 2024
富士通の動画のクリップですがスペインピックは日本代表も多用するので参考までに！
よくある疑問
恩塚JAPANは特殊な要素もあるため、普段皆さんが見ているWリーグ、Bリーグ、NBAなどのバスケットボールからかけ離れている部分もあります。
スッキリ観戦していただくために、SNS上で見つけた女子日本代表に関する疑問に対して勝手に答えていきたいと思います！
自分が思っているものではなく、3年間恩塚JAPANを見てきた自分が理由を想像して答えるようにします。
Q.193cm日本の宝の渡嘉敷さんはなんで選ばれてないの？
A.「走り勝つシューター軍団」のコンセプトに合わないから。
渡嘉敷さんはWリーグでMVPクラスの活躍をしていて未だにもの凄い選手です！
ただセンターポジションには3PT40%以上で決められる髙田真希とエブリンしか選ばれてなくて戦術にはフィットしてないように思います。
また2月のOQTまでならスポットの役割（例えば数分間リバウンドを強化するために渡嘉敷さんを入れるとか）の選手を1人入れるのもありだったのですが、OQT以降は基本12名を使ったタイムシェアで戦っているので一人でもコンセプトに大幅に外れた選手は入れづらそうだなと感じてます。
あとはHCと合わないという面もあるかもしれないです（宮澤さんがワールドカップ以降選考に選ばれなかった理由を話した時にHCと確執があったという話をしたりしてました）
Q.「走り勝つシューター軍団」なのにあまり走れず3ptも打たない吉田亜沙美さんが選ばれてるのはなんで？
A.シューターを使う側だから。
A.恩塚さんと最もコミュニケーションをとれるから
Q.なんでアース（宮澤夕貴）のプレータイムが少ないの？
A.恩塚JAPANに入ったばかりだから
正直自分はもっとアースをつかえばいいのにと思っています。というか多くの女子バスケファンがそう思ってるはず。
ただ同じポジションにひまわりとステファニーという素晴らしい選手たちがいる関係で、恩塚JAPAN歴が浅いアースのプレータイムが少なくなってるのかなと感じています。
Q.なんで恩塚さんは極端なアンチと信者が多いの？
A.色々変わってるから
アンチが多い理由
⇒ ワールドカップ2022で負けた際、選手を見捨てる発言があったから。机上の空論が多くて結果が出てないから。世界中の多くのバスケコーチがやってることと逸脱する部分があるから。
信者が多い理由
⇒ サッカーやユーロで広まった理論をもってきて斬新で正しいことをやってるように見えるから（正しいかどうかは結果が出てから）
Q.なんでゴール下で小さいガードがディフェンスしてるの？
A.そういうローテーションだから。チームの決まりごと
ポストプレーをされた際のローテーションとして、相手選手がペイントエリアに入った瞬間逆サイドにいる味方がWチームにいくというチームの決まり事があって（多分）、そのルールを忠実に守っているから小さい選手がゴール下を守ったりもします。
Q.高さでやられることが多いのにいつまで2ガードやるの？林さん2番とかでよくない？頑固すぎない？
A.2ガードはずっとだし、林さんはSF起用のまま！！！
チームのコンセプトを守るために選手の使い方は結構決まってます。見方によってはホーバスJAPANの時よりも前もって決まっています。
めちゃくちゃざっくり言うと、PGを潰された時（うまくオフェンスが作れなかった時）に逆サイドでも展開できるように普段PGをやっているような選手にSGをやってもらって2ガード体制にしています。
選手起用について色々言いたくなる気持ちはものすごくわかりますが今までの強化試合や公式の試合で見せた選手の使い方以外はしないと思った方がいいです！
Q.なんで良い流れを作った選手を下げちゃうの！？
A.「タイムシェア」という戦術だから
「タイムシェア」という戦術だからで回答になってるはずですが、日本のプロレベル以上ではうまくいった実績がないため自分はタイムシェアには懐疑的です。
2023年のアジアカップでは決勝の中国戦で急にタイムシェアをやめていたのでそこらへんもよくわかりません！
Q.3pt打ちすぎじゃない？2ptの2倍の試投数って…
A.「空いたら打つ」という決まりだから
恩塚メソッドでは相手のディフェンスによってボールマンの行動が決まります。とりあえず恩塚JAPANでは3ptラインで空いてたらほぼ絶対に打ちます（PGは若干そのルールから逸脱してるようにも見えるが…）。
日本のドライブやスピードを警戒してドロップぎみで守ってくる相手には3ptを打ちまくる展開になります。
逆にディナイ強めでドライブにしかけるようなディフェンスをしてくる相手には3ptの本数はそこまで多くならないように思います。
ここまで色々答えてきましたがとにかく「色んなものがシステムとして決まっている」チームです。
そのシステムが正しいのか間違っているのかは置いといて、そういうものだと割り切って試合を見ましょう！
それでも応援しよう
ポジティブなこともネガティブなことも書いてきましたが自分は結果に関わらず女子日本代表選手のことを応援したいと思います。
2022年のワールドカップで大敗してチームが崩壊しかけた頃から比べると見違えるように良いチームになりました。
「はじめからやってくれよ…」と思うこともありますが2023年の春からの約1年半でよくここまで持ってきたなと思ってます。
自分にとっては選手たちがパリ五輪を楽しんでくれることが一番です！
楽しんでいる選手のことを全力で応援したいと思います！
オリンピック本当に楽しみ！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！
（Twitterでご意見お待ちしてます！）
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？