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家族にやさしくあること


3月某日
スクールカウンセラーの
S先生と話す。

息子は朝、なんとか遅れずに
登校できるようになってきたものの
(小3・3学期)

必ず毎朝「行きたくない」
とゴネること

日常の聞き分けのなさや
暴言・態度の悪さ

等々


ななこさんにとって「目をつむれること」
は何ですか?

S先生に聞かれて
うーんと考え込んだ。

家庭のこと、仕事のことで余裕がなくなりがちだけれど

そう、すべてを網羅しようとすると
本当に疲れてしまう。

目をつむれること

を考えるということは

優先したいことは何かを考えることだ。



家族に対してやさしくあること

そんなことがふと頭に浮かぶ。

夫や子どもに無性にイライラしてみたり

今日もあれができなかったな…(仕事的な作業)
とモヤモヤしたり

そんな日常を送りながら

何かの成果を上げるための行動ばかりに
気を取られ、余裕を失っていることに気づく。

それは
仕事であれば営業だったり
SNSの更新だったり

子育てであれば
苦手分野の成績を上げるためには
どうしたらいいかとか

そんなことばかりに
ついフォーカスしがちだけれど

ほんとうに優先したいことは何かと
考えたならば


①家族に対してやさしくあること
②幸せでいること(いい気分でいること)

だと
はたと気がついた。



①に関して

言うは易し

当たり前のことのようで
身近な人ほど難しい。

つい口調がきつくなってしまったり
余計なことを言ってしまったり
話をよく聞けなかったり…

というのは
大抵家族同士である。

②については

成果と関係なく幸せであれること。

自分であれば

純粋に
絵を描いているとき

自分のやりたいと思うタイミングで
物事に取り掛かっているとき
(↑これは意外に難しくて
やりたくないタイミングで
何かをしていることがほとんどだったりする)



成果を出すことが当たり前に求められる
世の中ではあるけれど
そういう時間・日々の過ごし方にこそ
焦点を当てていきたい。

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日端奈奈子
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