
Photo by
t_and_s_coach
倉田真由美さんの言葉に感じたこと。
学生時代、「だめんず・うぉ~か~」と言われていた私。しばらく倉田さんのご活動を追えていなかったのだが、この度twitterでご主人ご逝去のご報告が飛び込んできてとても動揺した。
夫は癖の強い人で、合わない人も結構いたかもしれません。でも、私とは合う人だった。まったく喧嘩にならない相性だった。そのおかげで、なんにもストレスなく家族として十数年を過ごせました。
いい思い出しかありません。最高の父ちゃんでした。
「私とは合う人だった」
という言葉がここ数日響いている。
もし仮に、旦那さんが先に旅立ったとしたら、私が思うであろうことがそのまま書いてあるような文章でドキっとした。
我が家の旦那さんは、「付き合いで何かをする」的なことは極力しないし、大人になっても喧嘩して帰って来るし、まず「他人が嫌い」という名言を残すほど、社交とは遠い人だ。
「え、あなたが結婚して子供?」と、古くから彼を知る方は言うほど、唯我独尊、我が道を行くタイプ。
そんな一見、家庭を顧みなさそうな彼だが蓋を開けてみればかなり子煩悩だと思う。休みの日も、仕事が終わっても、飲みに行かずに遊びにもいかずにずっと家にいるし、私には基本的にやさしい、と思う。彼の中にあるすべての人と関わるエネルギーは、家族に注がれているだろうという感覚もある。
倉田さんと叶井さんとの対談を読み、お2人の関係性をイメージしながら勝手にシンパシーを感じていた。
・他の誰かにとっての良い人
・親にとっての良い人
・友だちからみた良い人
よりも、私にとって「良い人」、私にとっての「合う人」であることが一番なんだよな。素敵なご夫婦のあり方に触れて感じたこと。
叶井さんの御冥福を心よりお祈りします。