ターザンができるようになった日。
ターザンという遊具に、今日、はじめてさきちゃん(娘)が一人で乗った。
やってみたいというので、お尻をロープの結び目に乗せて『離したらだめだよ』と言うと前を向いてこっくり頷いた。
身体がしっかりとロープにくっついている、手もちゃんと握れてる。
これはいけるなと手を離したら、ザザザと向こう側までひとはしり。
駆け寄るとニコニコ笑顔で大満足な表情。その後も何度もやりたい!もう一回!と、5回以上ターザンにのせた。
今、ぴったり横にくっついて寝ているさきちゃんの寝息を聴きながら『あぁ、ターザン一人でできるようになった。なっちゃったな……』と、母は天井を仰いでいる。
思えば、甘えん坊で人見知りで警戒心が強かったさきちゃんは、この一年で別人のような大変化を遂げた。
知らない人にこんにちはが言えるようになった。慈愛とリーダーシップを兼ね備えていることも初めて知った。たくさんの新しいことに挑戦する姿を見た。
先生がこんなことを書いてくれた日は、ほぉ、、、素晴らしい女性だなぁと感心した。
甘えん坊だけど慈愛の心がある。
優しくてリーダーシップがある。
慎重に、チャレンジする姿勢がある。
彼女の名前のテーマは『強さと優しさ』だった。強さだけ、優しさだけでは、行き詰まってしまう。このふたつを持つ人になる、そんなコントラストが彼女にはあるとなんとなく感じて、名前を決めたのだけれど。
まさに、今彼女から感じている性質が名前の通りで驚くとともにそれはわたしがこうありたいと思う要素でもあることを思い出した。
今日。ターザンをやりたいと言って、前をしっかり見つめてチャレンジする姿が、目に焼き付いて離れない。
優しさをもちながら勇気を持って人生を切り開く強さがある、そんな女性であれるようひ、そして、常にチャレンジャーであれるように、お母ちゃんもがんばるね。
いつもいつもありがとう。
それはそうと、3月ってなんでこんなに、胸がぎゅっとするんだろう。学年が変わる、2歳クラスのさきちゃんはあと数日。あの黄色い帽子ももうちょっとで見納めか、と思うとすべてがおセンチメンタルな感情が波のように押し寄せますな……。
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