知ることからはじめよう~講座編~Vol.6 「ADHD」編に参加
みなさまこんにちは。🌱
七香です。
先日、NPO法人アークシップ開催の、
に参加しました。
講座に参加した理由
この講座に参加した理由は、
自分のうっかりを、プラスなものに考えたい◎
と思ったからです。
私は今まで、「うっかり」したくないと考えていました。
「うっかり」してしまう自分が許せないというか、正しくありたいというか。
でも、「うっかり」によって、支えあうことによって、信頼関係が築けたりするということを伺いました。
この記事を読んで、
「え、なんでそんなことするの?!」が、
「こうならないために次はどうしようか」と一歩その人に歩み寄った考えができたり
自分自身の心も、ふっと軽くなっていただけると幸いです。🍃
太陽のように明るいお方 雨野さん
講師の雨野さんは、初っ端から明るくて、うっかりしてケラっとしている、太陽のようなお方でした。🌞
雨野千晴 お仕事紹介▽
自分のうっかりも、自分の明るさも、周りに移しちゃう。
時には、「そんな正直にうっかりを話すんですか?!」ってくらいありのままな姿にとても魅了されました。
「ADHD」とは
脳の中にある機能が十分に機能しないことが原因と考えられていて、
タイプとして、
・不注意(忘れ物、無くしもの)
・多動性(落ち着きがない、おしゃべりをする、じっとしていられない)
・衝動性(目の前のものにすぐ気を取られる、気分のままに行動しやすい)
というものが挙げられます。
※詳しい内容は、あえて、書かないことにします。
専門的な知識がなくとも、私たちにはその人のためにできることがあるし、
どんなサポートができるかを、私と一緒に考えてほしいからです。💭
雨野さんの「うっかり」
ADHDの方のうっかりには、
クスッと笑えちゃうようなうっかりもあれば、
危険を伴う全然笑えないうっかり、
行動の理由が理解できないうっかり
もあります。
今回は、雨野さんの「うっかり」人生を、伺いました。
学生の頃の、落とし物や無くし物王としての経験や、遅刻常習犯の経験。
小学校の先生として勤務されてからも、度重なるうっかりの経験、など。
印象に残っているのは、
5分前行動を心がけてね と児童に指導しているのにも関わらず、
自分自身が、遅れてしまう といううっかりをしてしまったお話でした。
私が抱いた疑問
今までさまざまな方のお話を伺い、
これまでは、すぐにその方の弱みの部分を受容することができたし、
サポート方法も具体的に示されてきました。
例えば、足の不自由な方が階段を一人で登るのは難しいことで、そういった部分に、
「え、なんでできないの?」
という感情は生まれませんでした。
しかし、ADHDの場合
時間を守れない、大事なものを無くしたり無くされてしまう
となると、
「え、なんでできないの?」
と思ってしまうと思いました。
やっぱり、時間は守らないと、、と思ってしまうし、
大事なものを無くされたら、ショックです。
ADHDだからといって、なんでも許せる わけではないなと思いました。
では、私は、どのように ADHDの方と向き合っていけば良いのだろう・・?
ADHDの方にできること
ADHDの方のうっかりは、なくならないのです。
そこで、私たちができることの一つは、「助け合い」です。
時間も守れない、物忘れも激しい
じゃあ、時間を守れるようにするために、物忘れしないために、
ご自身がどんな工夫をするのかということや、
周りの方がどんな手助けをできるのかということを考えること
が、ADHDの方にとってのサポートになるのです。
ADHDや障がいに限らず、私たちはみんな困るときがあって、助け合うことを必要としています。
弱さを開示したり、弱音を吐く、そこでの助け合いの中で、
信頼関係が芽生えます。
強くあるのも素晴らしいけど、
弱いところを開示できて受け入れてくれる人がいる、
耳を傾けてくれる人がいるというのも、
素晴らしいことです。
大事にしたい価値観
雨野さんから教えていただいた、大事にしたい価値観を書いておきます。
私は、できないことがあるときや、他の人が自分にないものを持っているとき、「自分には結局何もない」と自信を無くしたり、それを、できるようにならなきゃ・習得しなきゃと、必死にもがいていました。
最近では、SNSとかでも、こんな場面ってよくあります。
「こんなふうに、とびっきりの笑顔を見せる可愛い人になりたいな。」
「とっても素敵な歌声。私とは全然違う。やっぱり歌うの向いてないかな。」
でも今は、私は私のいいところがあって、
その人はその人のいいところがある
と思えるようになりました。
自信なんてなくたっていいけど、
自分を否定してはいけないんだと思います。
ありのままの自分を、認めてあげたいと思います。
そして、自分を認めてあげることができた時にはじめて、
できない部分は助けてもらって、
できる部分を補ってあげて、
一人ではできないような大きなことを成し遂げることができるんだと思いました。
最後に
雨野さんのお話を伺い、ダメな自分もいて大丈夫、うっかりな自分もいて大丈夫 と、前向きに捉えることができるようになりました。
心がふっと軽くなりました。
このように、福祉について知ることには、学ぶ以上に、
自分自身も元気づけられるものだと思いました。
私自身が、このような機会を必要としているし、支えられるし、
もっともっと、多くの人に必要とされてほしいです。
雨野さん、素敵なお話をしてくださり、ありがとうございました。🌞
雨野さんのInstagram ▽
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本日も、読んでいただきありがとうございました。🌿
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当事者の方と、福祉について学びたいと思っている方の、架け橋
になれるような情報発信を目指し、学んでいる音大3年生です。💌
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