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動画配信サービスのUI分析をしてみた

こんにちは!UI/UXデザイナーを目指して勉強中のNanakaと申します。
私はドラマ、アニメ、映画鑑賞が大好きなので、様々な動画配信サービスを利用していつも映像コンテンツを楽しんでいます。
そこで今回は、動画配信アプリをUI視点で分析し、それぞれのサービスの特徴をみていきたいと思います!


はじめに

今回、分析を進めるサービスは使ったことのあるものの方が良いと思い、現時点で利用しているNetflix、Hulu、Prime Video、TVerと以前、利用していたU-NEXTにしました。

分析を始める前に配信サービスの満足度についても少し調べていきました。oricon ME(オリコン エムイー)が行なった「定額制動画配信サービス」についての満足度調査によると、今回取り上げるサービスはTVer以外、Netflix、Hulu、Prime Video、U-NEXTの順で満足度が高いことがわかります。

調査によると、定額制動画配信サービスの満足度1位は「Netflix」で、2年連続6度目のトップとなった。2位は昨年と同様に「Disney+」、3位は昨年から1つ順位を上げた「Hulu」がランクイン。また、2023年6月に「Paravi」と統合した「U-NEXT」は5位に浮上し、7位にはコスパ面で評価の高い「DMM TV」が初ランクインした。Amazonプライム・ビデオFODプレミアムはそれぞれ順位を1つ下げ、4位と8位という結果になった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b7de0975ad68b419b2755c1ef34cdaeb81f295b6

やはり、有名なNetflixは首位を独占していますね…!Disney+はまだ使ったことがないので、一度サービスを利用してみたいです。

分析

早速ですが、それぞれのUIをNetflix、Hulu、Prime Video、U-NEXT、TVerの順に実際に見ていきたいと思います。今回はサービスを比較するためにホーム、検索、マイリストの分析を行ない、機能や構造等の良いポイントを見ていきたいと思います。

01.トレンドがわかるNetflix

Netflixはボトムバーにホーム、新着&ホット、マイNetflixのみがあり、他のサービスと比べてもシンプルな設計になっているため、使いやすさを感じます。各作品のビジュアルも見やすく、おすすめ作品がカタログのように見ることができるため、映像コンテンツを頻繁に見ないユーザーでも気になる作品を見つけやすい仕様になっていると感じました。

02.観たいが見つかりやすいHulu

Huluは、作品をキャストや気分等、様々な視点から探すことができたり、お気に入り作品をリスト化することができるため、映像コンテンツをよく見るユーザーにとって使いやすい設計になっています。ユーザーが作品を探すときはこんなキーワードで探すのではないかということが考えられているUIであると感じました。

03.サービスの垣根を超えるPrime Video

Prime Videoでは様々なサブスクリプションの窓口になっているため、作品全てのホーム、Prime Videoのホーム、サブスクのホームがボトムーバーの中にあります。

04.作品テーマパークU-NEXT

U-NEXTは映像コンテンツだけでなく、ブックのカテゴリがあるため映像作品を見た後に本を読める流れになっており、作品を多角的に楽しむことがしやすいサービスであると感じました。サービスの中でも作品数が多いためユーザーが迷子にならないように絞り込みによる誘導で作品と出会えるようなUIになっています。

05.持ち運びテレビのようなTVer

TVerではリアルタイムで視聴ができなかったユーザーやテレビを使わずにスマートフォンで番組をリアルタイム視聴をするユーザーに向けての機能が多くあります。また、ボトムバーを見るとマイページがさがすより左に配置されていますが、TVer内で作品を探すより見たい作品がすでに決まっている上でTVerを利用するユーザーが多いため、お気に入り等のストック機能があるマイページの優先順位をさがすより高くしているのではないかと思いました。

最後に

今回は、動画配信サービスのUI分析を行いました!
同じ分類のサービスではありますが、それぞれのサービスに特徴があり、様々な視点からユーザーが映像コンテンツを楽しむための工夫がされていることが分かりました。

UI分析をすると今まではあまり意識しなかった点にも気づくことができるようになり、「なぜこの設計になっているのか」を考えるトレーニングにもなったので、別のテーマでまたUI分析をしてみたいと思います!

最後までご覧いただきありがとうございました。

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