海外転職してみて
インドの会社を辞めて4ヶ月半。まだまだ次の就職先と言うか、どうやって生きていこうか、自分の「次の道」が見つからなくて悶々としている。。。 なので、海外転職してどんなだったかを振り返ってみよう!
もっと活気の中で生き生きしてたい!と思って海外に行くことを決めた。留学でも何でもよかった。そこで見つけたのが「現地採用」で、私はインドで働くことになった🇮🇳。1年4ヶ月だったけど、3年分は生きた気がしたな笑
インドで働いて(海外転職して)良かったこと
◯ 英語力が上がった
仕事でインド人の同僚と動くことが多かったので、必然的に日常で英語で話す、書くことに。最初は自己紹介も緊張していた私も、英語を使うことへの負担が段々と減っていった。1年前より聞く、話すスキルがかなり上がったと思う。今ではインド人の元同僚と1日中英語でお話しするくらいに!
◯ 毎日が刺激的
インドは日本では非日常なことが日常。道に牛はいるしどこかで誰かが怒鳴りあっている。特に交通ルールがかなり自由で、車に乗っていると面白いものをたくさん見ることができた。
◯優秀で人柄の良いインド人の同僚と働くことができた
インド人の同僚たちは英語はもちろん、語学に長けた人が多かった。日本人がインドにある日系企業に入るより、インド人が日系企業に入る方が具体的な専門性を求められているように思えた。みんな何かしらの専門知識があり勉強になった上、最初英語もつたなく業界に慣れていなかった私に辛抱強く接してくれた。
◯面白い日本人との出会い
インドにいる日本人の方は、芯が強くて行動的。自分の意見をはっきり持っているけど、違う意見も受け入れる、面白いと思ってくれる人が多かったと思う。また、英語も流暢で海外経験も長い人もたくさんいたので一緒にいて勉強になった。それぞれの個性が強く、面白い!これからも繋がっていたい人たちだった。
◯チャイタイム(自由な休憩時間)
これが一番好きだった!日本で働いていたときは10分休み、1時間の昼休み等、休み時間が細かく決まっていたのに対し、インドの会社では休憩時間は特に決まっていなくて自由。会社に来て朝ごはんを食べる人もいた。チャイタイムという休憩時間があり、好きな時にカフェに行ったりしていた。大体1日2回くらいは昼ごはん以外にチャイタイム休憩をしていた気がする。(時間も人それぞれ)
◯通勤が楽
これも一番好きなところ!東京で働いていたときは朝6時くらいに起きて満員電車に乗り、8時までには会社に着くようにしていた。それに対しインドではタクシー等で通勤時間は大体15分ほど。8時少し前に起きて8時半に会社に着く感じ。朝の労力とストレスが全然違う!
◯社内イベントが楽しい
インドはたくさんのお祭りがあり、その度に社内でもお祝いをしていた。一番好きだったのはDiwaliと言うインド最大の祝日。会社にドレスのような格好をしてピザなどを食べた。そのほかにも四半期打ち上げ、誰かの誕生日、送別のたびにケーキやピザ、お菓子等をオフィスで食べていた。(月1回のペースでオフィスでケーキカッティングがある感じ笑)
◯日本の良いところ、インドの良いところ両方に気がついた
日本では何をするにも丁寧。よく考えてから行動する。そのため驚くことは少ない。全体的に穏やかで静かに仕事をする感じだった。一方インドでは、トライアンドエラーを繰り返しながら物事を進めるため、初めのうちは「何これ!?」ってものと遭遇する時があった。(私が驚かせることも多々あった、、)そして自然にメンバー同士の話し合いの場がたくさん持てて、スピーディーに協力しながら仕事ができた。それぞれの良いところが対照的なのでどちらも強く意識することができた。
◯様々な人と出会って考えが変わった
私はインドに行くまでは「海外でキャリアを積んで、日本でもっと良いところに就職する」、「海外で1人で何でも解決できるようになる」、「誰にも頼らずに生きていくんだ!」と思っていた。でも、今はかなり違う。
職場で尊敬していた同僚たちの中には、仕事をバリバリこなしながらも「仕事だけが人生じゃない。のんびり生きていきたい。好きなところで暮らしていければ幸せ。」と言う人もいた。「もっと」を望んでいない人たちがいた。そして、海外生活が初めてな私を生活面でもたくさん助けてくれた。落ち込んでいたら話を聞いてくれた。インドという日本より少し生きるのが大変な国だからこそ、助け合いが必要だった。その中で私の「こうならなきゃ、こうあるべきだ。」がかなり緩んだ。
◯違いを受け入れるようになった。違うことが普通になった
インドでは非日常が日常。日本ではあり得ないことがたくさん起こる。たとえば、時間を守らない、自分の感情をオープンに表に出すから良く喧嘩する、車が逆走する、店員がお昼ご飯を食べていて対応してくれない。など。最初は日本と比べてしまって驚いたりイライラしたりしていたけど、段々と「そうだよねー」って感じで日常として捉えるようになった。
などなど!海外で働くことでたくさんの「違い」に出会い、刺激的な日々を過ごしながら働いていた。